米国の司法省は、少女らに対する性的人身売買で起訴され、勾留中に自殺した資産家ジェフリー・エプスタイン氏に関する捜査資料、いわゆるエプスタイン文書を追加公開し、その中にトランプ大統領に関するとんでもない証言が含まれていた。2026年3月10日放送の「サン!シャイン」(フジテレビ系)が伝えた。
少女たちを「新鮮な獲物」「まだ手付かずのもの」と呼んでいる
証言は13~15歳だったころに、エプスタイン氏からトランプ氏を紹介されたという女性のもので、トランプ氏は他の人に部屋を出ていくように言い、女性に「女の子はどうあるべきかを教えてやる」と迫ってきたという。女性は抵抗し、トランプ氏の局部に噛みつくと、トランプ氏は彼女を叩き、「こいつを部屋から連れ出せ」と叫んだと話している。
また、エプスタイン氏やトランプ氏らが、少女たちを「新鮮な獲物」「まだ手付かずのもの」と呼んでいるのも聞いたと証言している。
これについて、ホワイトハウスのレビット報道官は、「まったく根拠のない非難であり、裏付けとなる信頼できる証拠は一切ない」と全面否定している。
「事実は解明できていないというところが実態」
真偽はどうなのか。米国政界に詳しいキヤノングローバル戦略研究所の峯村健司上席研究員はこう解説した。
「女性の方の証言が、被害を受けた場所とか、同席していた方がどんな方だったのかというような点があいまいだったり、FBIは何回か呼んでこの女性に事情を聴いたんですが、途中から連絡がつかなくなったりということもあったらしいんです。事実は解明できていないというところが実態だと思います」
ただ、アメリカ国内ではこんな見方も強まっていると、フジテレビワシントン支局の林英美記者が伝えた。
「CNNテレビは、トランプ大統領が始めた(イラン)戦争はエプスタイン問題から注意をそらすためか、というテーマでスタジオ議論が展開されたほか、与党の共和党の下院議員がSNSで『地球の裏側にある国を爆撃してもエプスタイン文書は消えない』と投稿するなど、スキャンダルから注目をそらすために軍事作戦を行ったのではないかと、批判の声も上がっています」
高市首相は3月19日に、そのトランプ大統領との首脳会談に臨む。
(シニアエディター 関口一喜)