2026年3月11日放送の「上田と女がDEEPに吠える夜」(日本テレビ系)で、報道の現場に長く携わってきた安藤優子さんが「働いて」発言に潜むガラスの天井の正体は「男並みに働け」という上から目線だと、ずばりと語った。ガード下で上司と飲み、肩組んで歌った安藤さんの「おじさん化作戦」この日は国際女性デー(3月8日)にちなみ、「ガラスの天井」がテーマ。女性やマイノリティーが、能力や実績があるのにも関わらず昇進を阻まれる見えない障壁を指す言葉だが、MCの上田晋也さんが「安藤さんはガラスの天井感じましたか」と聞いた。「報道の現場に入ったのが40数年前。報道はおじさん一色。その中で生きていくために新橋のガード下で上司と一緒に飲んだり、肩組んで歌ったりしておじさん化作戦をとったが後から考えるといびつなことをしたなと思う」と、安藤さんは当時の苦労を打ち明けた。では、女性初の高市首相誕生についてはどうか。若槻千夏さんは「私なんかは女性初の首相でびっくりしたけど、うちの子どもたちは淡々と受け止めている。そのリアクションを見て時代だなと思った」と話す。クリエイティブディレクターの辻愛沙子さんは「ロールモデルはゼロよりも1の方がイメージしやすい。海外をみると、最初の女性トップって保守的な人が多い。今後もっといろんなロールモデルが増えていったらいいと思う」と話す。だから高市さんは「働いて、働いて、働いて」と言ったそこで上田さんは「女性初になるには、保守じゃないと受け入れられないのか」と世界的な女性トップの傾向を指摘する。安藤さんはそこをずばり答えた。「男並みに働く人を求めているわけですよ。ガラスの天井の正体ってこれだと思う。ガラスの天井というのは『男並みに働けよ』ということ。だから高市さんは『働いて、働いて、働いて』と言わざるをえなかった。俺たちと同じように働けたらガラスの天井破れるんだよと。こんな上から目線ないでしょ。ガラスの天井作ったのはあなた(男)たちなんだから。なんで私(女)たちが壊さなければいけないの、というぐらいまでいかないと、(男中心の社会は)変わらないかな」「おじさん化して生き抜いてきた」安藤さんだからこそ、ガラスの天井の正体をズバリ言えたのだろう。(ジャーナリスト佐藤太郎)
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