ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)ベネズエラ代表エンマヌエル・デヘスス投手(29)の投球に、韓国メディアが衝撃を受けている。6回に4番手・伊藤大海が痛恨の3ランを浴び逆転許す準々決勝が2026年3月15日、米フロリダ州マイアミで行われ、日本代表がベネズエラ代表に5-8で敗れた。試合は序盤から激しい打ち合いとなり、4回まで日本が5-2でリードした。日本は中継ぎ陣がベネズエラの重量打線に打ち込まれ、5回に2点、6回には4番手・伊藤大海投手(日本ハム、28)が痛恨の3ランを浴び逆転を許した。日本の打線は、ベネズエラの中継ぎ陣に力負けし、4回以降ゼロが続いた。結局、5-8で敗れ、準決勝進出はならなかった。日本よりも先に準々決勝で敗退した韓国では、日本対ベネズエラ戦に注目が集まり、複数のメディアが試合結果を速報した。なかでも「スポーツ朝鮮」は、ベネズエラ代表左腕、デヘスス投手に注目した。デヘススはベネズエラの3番手として4回にマウンドに上がった。1死走者なしから源田壮亮内野手(西武、33)にヒットを許し、続く若月健矢捕手(オリックス、30)を四球で歩かせた。1死1、2塁のピンチで、主砲・大谷翔平選手(ドジャース、31)を打席に迎えた。デヘススは強気の投球で2ストライク、1ボールと追い込むと、最後は138キロのスライダーで空振り三振を奪った。続く佐藤輝明内野手(阪神、27)も空振り三振に仕留め、ピンチを無失点で切り抜けた。「大谷翔平から三振を奪ったKBO発の黒魔術」「スポーツ朝鮮」によると、デヘススは25年シーズンまで韓国プロ野球(KBO)リーグでプレーしていたという。KBOリーグでは、2シーズン通算62試合に出場し、防御率3.81、22勝20敗を記録。25年オフに大リーグのデトロイト・タイガースとマイナー契約を結んだという。昨シーズンまでKBOリーグでプレーしたデヘススの「快投」に、「スポーツ朝鮮」は、「大谷翔平から三振を奪ったKBO発の黒魔術」などのタイトルで記事を展開した。記事では「大谷が突然、調子を崩した。KBO出身の左腕投手から空振り三振を喫し、バランスが完全に崩れた。日本の逆転負けシナリオの幕が、こうして上がった」と報じた。韓国メディア「OSEN」は、「KBOで22勝を挙げた投手が、準決勝進出の行方がかかった日本戦に登板...大谷を三振に打ち取り、ピンチを脱出」とのタイトルで記事化。同メディアは「KBOリーグで2シーズンを送り、韓国野球ファンにも馴染みの深いベネズエラ代表のエンマヌエル・デヘスス投手が、日本戦に登板し、印象的な投球を見せた」と報じた。大谷はベネズエラ戦に「1番・DH」で先発出場し、1本塁打を含む4打数1安打1打点2三振1四球。9回は2死走者なしの場面で打席に立ち、ショートフライに打ち取られ、試合終了となった。
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