「ベネズエラは中継ぎのスペシャリストを後半に4人並べてきた」
五十嵐氏は、日本とベネズエラのブルペン陣を比較し、両チームの決定的な相違を、次のように指摘した。
「ここから(6回1死から)中継ぎ4人で繋いだ。以前、ベネズエラは継投で勝ち切るチームだと話したが、この日はきっちり7人。中継ぎのスペシャリストを後半に4人並べてきたところに対して、日本は先発の山本(由伸)投手の後、隅田(知一郎)も先発。その後、回の途中から行くのが、藤平(尚真)選手。その後、伊藤(大海)選手、種市(篤暉)選手、菊池(雄星)選手、みんな先発」
そして、「先発ピッチャーを中継ぎに入れることは、決して悪いことではない」とし、こう続けた。
「いずれも失点してしまったというところと、先頭(打者)を出してしまった。先発ピッチャーの立ち上がりの難しさはよく聞くが、このような短期決戦で、そのような差が出たのかなと思います。種市選手は、7回の1イニングは良かった。次の回にランナーを出してしまって、エラーからの失点になってしまった。振り返ると、松井(祐樹)選手、石井(大智)選手、平良(海馬)選手。この3人がメンバーに入れなかったということは、日本のブルペン陣を考えた時に、マイナスだったと感じた」
今回のWBC日本代表は、負傷や体調不良などで、中継ぎ候補の出場辞退が相次いだ。大会前から中継ぎが課題とされ、ベネズエラ戦では、中継ぎの投球内容が勝負を分けたようだ。