厩務員とみられる人物が仔馬に暴力的な行為を振るう動画がSNS上で拡散して波紋を広げている問題で、「酷すぎる」「虐待です」といった批判が殺到していた北海道の牧場が2026年3月17日、この動画を配信していたとされるユーチューブチャンネル「仔馬カメラ」のXアカウントを通じて、「深くお詫び申し上げます」と謝罪した。「多大なご迷惑とご心配をおかけしました」SNS上で拡散した動画では、厩務員とみられる人物が「コラ!ふざけるな!」などと怒鳴り声を上げる様子が映っている。また、仔馬を床に押し倒して、何度も殴っているような様子なども映っていた。この動画を公開したX投稿では、牧場のXアカウント(18日までに削除)に対し、こうした行為を生後20日ぐらいの仔馬に対して振るうことは、どのような教育やしつけの意味があるのかと批判していた。この動画は「仔馬カメラ」で配信されていたとみられる。仔馬カメラのXアカウントは16日、「現在仔馬カメラに関してさまざまなご意見をいただいております。状況を確認しながら、今後の発信や運営体制も含めて見直しを進めています」と報告していた。その後17日、仔馬に暴力的な行為を振るう動画で批判が相次いでいた牧場から謝罪文を預かったとして、仔馬カメラのXアカウントがその文面を公開した。この文面で、牧場は「仔馬カメラ様、馬主様、関係者の皆様、そして日頃より馬たちを見守ってくださっている皆様に、多大なご迷惑とご心配をおかけしましたことを、深くお詫び申し上げます」と謝罪。「私の不適切な行為により、私たちの牧場を信頼して預けていただいている大切な馬たちに、恐怖とストレスを与えてしまいました。それは決して許されることではなく、しつけや管理の名で正当化できるものでもありません」「批判から逃げるような形でアカウントを削除」また、「信頼を大きく損なう結果」になったとして、「重く受け止めています」とコメントした。牧場は「すべて私自身の未熟さと至らなさによって起きた」とし、「預かっている命に対する責任の重さを見失い、牧場を営む者としても、一人の人間としても、あってはならない行為をしてしまいました」と反省をつづった。牧場のXアカウントを削除した理由については、「自分の言葉で、自分の責任においてお伝えすべきところでしたが、批判から逃げるような形でアカウントを削除し、さらに不信と混乱を招いてしまいました」と説明。今後の方針については、「自身の行動と飼養管理のあり方を見直し、第三者の視点も取り入れながら、二度と同様のことが起きないよう再発防止に努めてまいります」としている。
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