「日米首脳会談は70点、対中関係、イラン情勢、停戦については今ひとつ」同志社・三牧聖子教授の評価

無理筋な要請は断われたが、実質的な成果は?

   2つ目がイラン情勢をめぐる日本への要請だ。

   三牧さんは「今回はかなり防衛的な会談となった。ホルムズ海峡が危険な状況なのにトランプ大統領の艦船を送れという要請をトランプ大統領の機嫌を損ねずにどう断わるかについては、高市首相はしっかり成し遂げたと思う」と評価した。

   そして首脳会談冒頭で高市首相が「世界中に平和と繁栄をもたらせるのはドナルドだけだ」と発言し、イランに対して平和、停戦を言外に求めたことに関して、三牧さんは「その発言はよかったが、翌日になってもトランプ大統領は戦争をやめる気はないようだ。無理筋な要請は断わることができた、だが実質的な成果はどこまでだったのかというと対中政策、イラン問題、停戦、そこに関しては不確かなところもあるので70点をつけた」と話した。

(ジャーナリスト 佐藤太郎)

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