米ドジャース専門メディア「ドジャースネーション」(ウェブ版)は2026年3月29日、ドジャース入りが期待される次世代の日本人選手を独自に選出した。
「ドジャースは大リーグを目指す日本人選手にとって憧れ」
現在ドジャースには、大谷翔平選手(31)、山本由伸投手(27)、佐々木朗希投手(24)ら3人の日本人選手が所属している。
ワールドシリーズ2連覇中のドジャースは、日本でも高い人気を誇る。なかでも大谷人気は非常に高く、日本のプロ野球選手の憧れの存在でもある。このような状況の中、「ドジャースネーション」は、「ドジャース入りが期待される次世代の日本人選手たち」とのタイトルで記事化した。
記事では「佐々木朗希、山本由伸、そして大谷翔平という3人の日本人スーパースターを擁するドジャースは、積極的に大リーグを目指す日本人フリーエージェントにとって、まさに憧れの移籍先であり、獲得の最有力候補となっている」と指摘し、4人の選手を選出した。
野手で唯一、名前が挙がったのが佐藤輝明内野手(阪神、27)だ。佐藤は昨シーズン、キャリアハイとなる40本塁打を記録し、本塁打王のタイトルを獲得。ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に日本代表として出場し、大谷とともにプレーした。
同メディアは佐藤について、次のように評した。
「佐藤は25年にブレイクを果たし、日本の打線においてMLB以外の選手の中では最高の打者だ。彼は40本塁打、102打点を記録し、OPSは.924だった。彼は、ホワイトソックスと契約した村上宗隆と似たタイプで、長打力はあるものの、積極的な打撃スタイルゆえに三振も多めだ。佐藤は常に強い打球を放つことができるが、三塁守備は特筆すべきものではない。マックス・マンシーが年齢を重ねるにつれ、まだ27歳という若さを持つ有望な強打者として、佐藤が台頭してくる可能性がある。WBCでは本塁打こそなかったものの、打率.300、出塁率.417、長打率.600という好成績を残し、その将来性を示した」
「伊藤は質の高い球種と、巧みな球種使いを兼ね備えた知性派の投手」
投手では、高橋宏斗投手(中日、23)、伊藤大海投手(日本ハム、28)、宮城大弥投手(オリックス、24)の3選手を選出した。
同メディアは、高橋について「彼はまだ23歳であり、28年までには速球の球威をさらに高めることができるだろう。もしこの右腕がそれを実現すれば、今井達也と山本由伸の間くらいのレベルで、メジャーリーグに参戦することになるかもしれない」と評した。
昨シーズン、沢村賞を受賞した伊藤に関しては「身長5フィート9インチ(約175センチ)と小柄ながら、山本由伸と同様に質の高い球種と、巧みな球種使いを兼ね備えた、知性派の投手だ」と評価した。
宮城については、ドジャースの投手事情を踏まえた上で、次のように評した。
「ドジャースは今後数年間、ローテーションを補強するために質の高い左腕投手を必要としており、宮城はローテーションの後半を担う候補として浮上する可能性がある。宮城は小柄だが、多彩な球種を駆使し、球威と制球力に優れている。圧倒的な球威こそないものの、メジャーリーグで質の高い先発投手として通用し、さらなる成長を遂げればさらに上を行く可能性を秘めた選手の1人だ」
スター軍団が集うドジャースは、今シーズンも好調だ。アリゾナ・ダイヤモンドバックスとの開幕カードで3連勝を飾り、ワールドシリーズ3連覇へ好発進した。