現職、大きな政党を相手に「心の揺らぎが」
選挙戦最終日の3月28日、主要候補のマイク納めを取材した。
現職の石井候補は、阪急の西宮北口駅の近くで演説。「国政選挙で大きな勝利を収めた政党が、私ではない方についた。正直に言って、なかなか心の揺らぎはなかったと言ったら、嘘になる」と吐露。
「もしかしたら(いままで応援してくれた人が)私の応援をしないと言うんじゃないかと思ったが、いい意味で思い違いだった」
と語った。
演説では、8年間に積み上げた実績を訴えて「私、石井登志郎が裸で、政党でなく組織ではなく、一人ひとりと向き合いたい、そうした中でお支えいただいている西宮市民と力強さと心強さを感じた」と述べた。演説には、兵庫県川西市の越田謙治郎市長、国民民主党の向山好一衆院議員らが駆けつけた。
田中氏は、JR甲子園口駅前のロータリーで最後の訴えを行った。22日に日本維新の会の吉村代表、28日には藤田文武共同代表が応援演説して、大阪の隣である兵庫での勢力拡大に力を入れていた。
田中氏は、
「自民党や日本維新の会から推薦を受けているから通るんだろうと、そんな甘いこと私は考えていません」
と述べ、「大抵の場合は、現職に政権与党がつくことが多いが、私の思いについてくれた。それは、ひとえに今の市政がまずい、あかん、そういうふうに認めたと私は思う」と語った。
また、22年間の西宮市議としての経験から「利権を守るために私たちの税金が食い潰されている」と訴えた。