共産党訴えた元党員の裁判を「応援」→3期目県議が公認得られず離党、党は対抗馬擁立へ

党規約では「党の決定に反する意見を、勝手に発表することはしない」

   大山氏は党の対応を、

「私としては党の規約に反する投稿はないと考えており、党内の規律委員会でそのように処分されたという事実もない。非公認の理由としては全く納得がいかないのが正直な気持ち」

などと批判。投稿は規約違反に当たらないとして、その理由を次のように主張した。

「私はどのような個人であっても組織であっても、人間である以上、全く誤りがないものとは考える立場ではない。共産党からの処分を不服として訴えている人がいるのであれば、それはちゃんと司法の場で判断をしてもらって、党が問題なければ党の潔白が証明できる。党の対応に問題があったのであれば、人権擁護の立場に立って誤りを正す、そういった対応がされることが望ましいと思っている。その意味では、全ての裁判という裁判を私は応援している。特に訴えている原告を応援するという意味ではなく、ちゃんと然るべき結果が第三者の目によって証明されるのであれば、それは望ましいことだと、民主主義の普通のルールのあり方としてそれを応援するといったものだった」

   党側は、県委員会と県議団連名で声明を出し、公認を見送る理由について

「同氏(編注:大山氏)が自ら承認した党規約の精神に反し、党の決定に反する意見を党外に発信する行動を繰り返してきた」

と説明。党規約第5条の

「党の統一と団結に努力し、党に敵対する行為はおこなわない」
「党の決定に反する意見を、勝手に発表することはしない」

といった内容を挙げた上で「問題の行動が繰り返された」としている。統一地方選では「新たな候補者」を擁立する方針も明記している。

   J-CASTニュースの取材に応じた藤原正明・県委員会委員長によると、大山氏は3月31日付で離党。神谷氏の訴訟以外についても問題になりうる発信が複数あったとしている。

(J-CASTニュース編集委員 兼 副編集長 工藤博司)

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