韓国メディア「スポーツ朝鮮」(ウェブ版)は2026年4月8日、大リーグのサンフランシスコ・ジャイアンツに所属する「韓国のイチロー」イ・ジョンフ外野手(27)が、今季初めてスタメンから外れたことについて、トニー・ビテロ監督(47)の采配に不満を示した。
この日無安打で打率.162から.158に下落
大リーグ3年目のイは、今季開幕ロースター入りし、3月27日に行われたニューヨーク・ヤンキースとの開幕戦では「5番・ライト」でスタメン出場した。
ライトのレギュラーとして開幕から11試合連続でスタメン出場を果たしたが、8日のフィラデルフィア・フィリーズ戦で、今季初めてベンチスタートとなった。
イは今季、打撃が低調で、8日の試合前まで打率.162、本塁打ゼロ、打点4だった。
この日のフィリーズ戦は、6回の攻撃から途中出場した。無死2、3塁のチャンスで代打に起用され、センターに犠牲フライを放った。
8回の第2打席では、1死1、2塁の場面でセンターフライに打ち取られた。この日は1打数無安打で、打率を.158まで下げた。
イの打撃低迷が続く中、「スポーツ朝鮮」は「もう見限ったのか?サンフランシスコの新監督、真っ先にイ・ジョンフを外す!直近5試合で19打数2安打...今季初の先発外し」とのタイトルで記事化した。
「シーズン序盤から深刻な打撃不振に陥っているイに休息」
記事では「イ・ジョンフが、今シーズン初めて先発ラインナップから外れた」とし、次のように続けた。
「サンフランシスコのトニー・ビテロ監督は、毎試合、主力野手をほとんど変えないラインナップを組んでいるが、この日はイ・ジョンフを外した。相手先発投手が、左腕のクリストフェル・サンチェスあることも理由のひとつだが、結局はシーズン序盤から深刻な打撃不振に陥っているイ・ジョンフに休息を与え、コンディションを回復させたいという意図と見るべきだろう。イ・ジョンフは、直近5試合で16打数2安打と沈黙を破れなかった」
元プロ野球選手の父を持つイは、「韓国のイチロー」と称される巧打者で、韓国プロ野球(KBO)リーグでは安打を量産し、21年に打率.360を記録しKBOリーグの首位打者となった。
大リーグ2年目の25年シーズンは、センターのレギュラーとして150試合に出場。打率.266、8本塁打、55打点を記録したが、ジャイアンツと6年総額1億1300万ドル(約164億円)の大型契約を結んでいることから、複数の米メディアから「物足りさなさ」を指摘された。