エマニュエル・トッド「西洋は敗北した」
トランプ・米大統領がイラン攻撃後に迷走しているのも、結局、中間選挙があるからです。
イスラエルも民主主義国家ですが、今年は間もなく選挙があり、その選挙に勝つためにはここで戦争を止めるわけにはいきません
一方で、ロシアも中国も自由な選挙はないけれど、少なくともしっかりとした官僚組織があって、うつろいやすい民意に左右されることなく中長期的視野に立って合理的に考えられる。権威主義が非合理的な選択をするとも限りません。フランシス・フクヤマは東西冷戦の終焉後に、『歴史の終わり』で、民主主義と自由経済が最終的に勝利して大きな戦争などは起きなくなる、と西欧リベラリズムの勝利を説きましたが、実際にいま、直面しているのは、エマニュエル・トッドの言う「西洋の敗北」なのではないでしょうか。