若者は甘やかされているか?「モーニングショー」で常見陽平、玉川徹が大激論 「精神論」「辞めるやつは辞める」

   若者の働き方をめぐって2026年4月23日放送の「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日系)で玉川徹さんと労働社会学が専門の千葉商科大教授・常見陽平さんのやりとりがヒートアップ、MCの羽鳥慎一さんがとりなす場面があった。職場の「ハラスメント」をどう考えるか。

  • はたして若者は甘やかされているのだろうか?(画像はイメージです)
    はたして若者は甘やかされているのだろうか?(画像はイメージです)
  • 常見陽平さんのインスタグラム(yoheitsunemi)より
    常見陽平さんのインスタグラム(yoheitsunemi)より
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  • 常見陽平さんのインスタグラム(yoheitsunemi)より

玉川「あつれきがあっても、生き残る人間は生き残る」

   この日のテーマは昭和と令和時代の働き方の違いについて。退職代行を使う新入社員の様子や上司や先輩が部下や後輩に対して過剰に配慮することで結果的に相手の成長機会を奪う「ホワイトハラスメント」の実情を紹介した。

   コメントを求められた玉川徹さんは「僕なんか上司の言うことをきかない新入社員だったから、ものすごくあつれきがあった。あつれきがどうのこうのとか、今そんなのが問題なの?あつれきがあっても、生き残る人間は生き残るしとしか思わない。あたたかく迎え入れても、辞めるやつは辞める。これからは社会がものすごい勢いで変わっていく。あなた、そんなことで、これからの社会に対応していけるんですか」と話す。

   常見さんは「玉川さんが生き残れるテレビ朝日って、まともな会社だと思う。とはいえ玉川さんの後半の発言は全く賛同しない」と反論した。

常見「ハラスメントが容認されていた社会はおかしい」

   「精神論で世の中を見てはいけないし、そのなかで普遍的な何かとか、仕組みを見出して行かなくちゃいけない。そうじゃないと日本の職場が不幸なままになるし、苦しい思いをするのは(テレ朝アナウンサーの)松岡さんや草薙さんをはじめ若者たちなんだから、そこを考えないといけない」と言う。

   玉川さんは「苦しい思いは僕ら若い頃だって、それより前の世代だってしていた。何か今の世代だけ苦しい思いをしているみたいなことを言われると、むしろ甘やかしているのでは」と反論する。

   「ちょっと待ってください、玉川さん。それは全く賛同できませんよ。苦しさの種類が全く違う。そもそもハラスメントがこれだけ容認されていた社会っておかしいと思いませんか」と常見さんはかみついた。

   玉川さんは譲らない。

「容認されていないから、すごい大変な時代だったと思いますよ」

   「だから容認しちゃいけない、ハラスメントを。若者が苦しいとか労働者が苦しいといった前提が労働社会をおかしくしている」と常見さんも譲らない。

   見かねた羽鳥さんが「玉川さんは否定していない」と取りなすが、「否定してますよ、苦しいって」と常見さん。玉川さんは「否定していない。何で否定と受け取るのかな」と納得がいかない様子で、激論は物別れとなった。

   「朝から生テレビ」の大論争になっていた。

(ジャーナリスト 佐藤太郎)

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