ソフトバンク、日本ハムの2強と目されていたパ・リーグだが、オリックスが首位に立ち最下位のロッテまで4.5ゲーム差と混戦模様だ。大量失点を喫する場面が目立つ2枚看板日本ハムは11勝12敗。波に乗り切れていない要因が不安定な投手陣だ。2026年4月24日の試合前時点で、防御率3.97はリーグワースト。エースの伊藤大海が4試合登板で2勝1敗、防御率5.01、2年連続最多勝に輝き、昨オフにソフトバンクから電撃復帰した有原航平が4試合登板で1勝3敗、防御率6.38と先発の2枚看板が大量失点を喫する場面が目立つ。だが、日本ハムを取材するテレビ関係者は悲観的な見方をしていない。「伊藤はWBCの疲れが抜けきっていない部分があるでしょう。コンディションが整えばパフォーマンスが上がってくる。有原はスロースターで春先は例年良くない。登板を重ねればリズムをつかむはず。日本ハムの先発陣は北山亘基、達孝太、加藤貴之、福島蓮、細野晴希のほか、中継ぎに配置転換された山崎福也、ファームで調整している金村尚真と力のある投手がそろっている。伊藤、有原への依存度が高いわけではないので、十分に立て直せると思います」昨年は12球団最多の23完投を記録したが、今年の完投は細野が3月31日のロッテ戦(エスコン)でノーヒットノーランを達成した1試合のみ。先発が長いイニングを投げ切れずに降板している試合が続く中、借金1は十分に健闘しているといえる。先発陣を立て直せば、上昇気流に乗れる可能性が高い。4月24日のオリックス戦(京セラドーム)は伊藤が先発予定。リーグトップの防御率0.41をマークしているエスピノーザとの投げ合いを制し、チームに勢いをつけられるか。(中町顕吾)
記事に戻る