「エネルギーを賢く使う」として、小池百合子知事の音頭で、東京都職員のクールビズ服装が2026年4月22日からスタートした。
クールビズ自体には、良い取り組みだとの声も多い。その一方、ネット上の一部で、特に男性職員のハーフパンツについて異論も出て、議論になっている。
「不快にならない常識ある服装を」との声も
「ごめんなさい、これはやめてください」「不快にならない常識ある服装をして下さい」
都が「東京クールビズ」をスタートさせ、大手新聞のネットニュースで、ハーフパンツ姿で働く中年男性職員の写真が配信されると、X上では、こんな投稿が注目を集めた。
都は、4月からハーフパンツでの就業を初めて許可したといい、ニュースでは、「少し勇気が必要だったが、とても快適で仕事の能率も上がりそう」とする男性課長の話が紹介された。
しかし、スネが見えるような軽装は不快感を与えるのではとハーフパンツに嫌悪感を示した前出のX投稿への共感も寄せられ、「ハーフパンツってかなりオシャレ上級者のイメージ」「靴やソックスのチョイスが悪いと不快」といった声も出た。職員のTシャツにも、汗で乳首が透けて見えると気持ち悪いとの声もあり、クールビズの軽装に一部で異論が出ている。
都のサイトによると、クールビズは、小池知事が環境相在任の05年に省エネのために始めた取り組みになる。最近は、猛暑続きで賢い省エネが重要だとして、東京クールビズでは、早朝勤務やテレワークなどを通じて、服装などにとどまらない働き方や暮らし方の新しい標準を示すとしている。
ネット上の一部異論について、都では、どのように考えるのだろうか。
「窓口職員にはいないが、今後はありうる」
ハーフパンツについて、都の地域エネルギー課は4月24日、スタート3日間で電話やメールで直接苦情は来ていないとJ-CASTニュースの取材に明かしたうえで、こう説明した。
「服装に対する感じ方は、人によって違うようです。堅い服装だと話しかけずらいと言われたこともありました。身だしなみは、TPO(時と場所、場合)を踏まえて対応しなければならないと思っています。だらしない形で不快感を与えないように、そこは気を付けたいですね」
現時点では、内部メインの仕事をする職員がハーフパンツを履いており、窓口勤務の職員については、まだいないという。
ただ、今後については、窓口職員でもハーフパンツ勤務はありうるとした。
「業務内容に応じた服装にしますが、気温にも応じており、禁止しているわけではありません。通勤時にハーフパンツを履いた職員も一部にはいます。ただ、社会人として好ましい恰好で、不快感を与えないようにと思っています。ハーフパンツは、1つの例として挙げており、推奨しているわけではありません」
(J-CASTニュース編集部 野口博之)