大規模山火事は温暖化現象の一環なのか。2026年4月27日放送の「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日系)は6日目に入った岩手県大槌町の山火事を特集、なかなか消火活動が進まない現状とともに近年頻繁に起こる山火事現象の背景に焦点を当てた。
「雨の降り方、風の吹き方が変わってきた」
気象予報士でもある石原良純さんは、自らの体験から問題点とその深刻さを語る。
「オーストラリアを飛行機で飛んでみると、だーっと煙があがっていて『あれ何?』と聞くと『山火事』と。あちこちで、(火が)ついたり消えたりを繰り返していくのがオーストラリアの自然だ。こういうことがなかった日本で、それが起き始めている。今までの僕らの生活状況が変わってきている。雨の降り方、風の吹き方が変わってきたのかなと思う」
食料はエネルギーがないと生産できない
山火事が大規模になった一因として「地球温暖化」が挙げられる。石原さんが地球温暖化の深刻さについて語る。異常気象がどんなに怖いか。
「地球温暖化と言うと、大雨、洪水、台風を思い浮かべると思うが、実を言うと小雨、乾燥の方がやっかいだ。乾燥による一番の被害は食料生産だ。様々な農作物の生産は温室だったりトラクター使ったり肥料を使ったりとエネルギーが関わっている。食料はエネルギー(と不可分)だ。温暖化による食料、エネルギー問題が最初にくると思っていた。ところが、トランプ大統領があんな戦争をやったものだから、戦争が身近なところに来てしまった。しかし、戦争も全部、(食糧問題と)連動している。エネルギーがなかったら食料ができない。(温暖化の進行は)お手上げだと思う。とりあえず、生きていくことにとって何が必要か考えなければならなくなった。三陸の人々は、本当に大変な思いをされている。津波の被害で山に逃げたら次は山火事だと。本当に生存が脅かされていて他人事ではない」
戦争をやっている場合ではない。地球が心配だ。
(ジャーナリスト 佐藤太郎)