総選挙選抜落ちで挫折、「センター試験」トップで自信取り戻す
向井地さんはあいさつの中で、
「AKB48が大好きという気持ちをひたすらに貫き通していたら、気づいたらそれが私の個性であり武器になっていました」
とも話した。
転機になったのがAKB48グループの知識を問う「センター試験」(18年3月)。向井地さんは400人以上参加したメンバーのうち、2位に圧倒的な差をつけて1位を獲得して自信をつけた。
向井地さんは19年4月から24年3月までグループ総監督を務めた。この間、コロナ禍でグループの活動が困難になったり卒業者が相次ぐなど、向井地さんにとっては「向かい風」の5年間だった。向井地さんのために書き下ろされた卒業ソングのタイトルも「向かい風」だ。向井地さんは
「諦めずに頑張り続ければ、いつかそんなつらい経験も自分の糧となって、『追い風』に変わる日が来ることを、私は13年間で学びました。だから、AKB48はいつまでも諦めないグループでいてほしい」
とエールを送った。
とりわけ向井地さんの笑顔がはじけたのがコンサートの後半。「ノースリーブス」の3人を前に
「すごくオタクとしては......さすがに大成功オタクって言っていいですか?」
と呼びかけ、観客席から大きな拍手が起きた。