元航空幕僚長の田母神俊雄氏が2026年5月23日、市長などが「産休の取得」をすることについて、Xで私見をつづった。「仕事と家庭を両立させることが出来るのだというロールモデルとなれるよう」田母神氏はXで、「京都府八幡市の川田翔子市長(35)が産休の取得を表明した。産前産後で4か月ほど休むということが報道されている」と投稿した。川田市長をめぐっては、出産のため産休を取得する意向を示していることが報じられている。現職の女性首長による産休取得は全国で初めてとみられている。川田市長は26年1月16日のX投稿で、「年末に入籍いたしました」と報告。「これまでは『プライベートは捨てるしかない、無理をするしかない』とがむしゃらに駆け抜ける毎日でしたが、これからは『市長』という、政治家かつ多忙な管理職という職務であっても、そして女性であっても、仕事と家庭を両立させることが出来るのだというロールモデルとなれるよう、引き続き精一杯邁進して参りたいと思います」とつづっていた。「長期間休むことが予測される場合には市長等に立候補すべきではない」田母神氏は、この件で「しかし公務にある者がこんなに長期間休暇を取るということに、古い世代の私としては大変違和感を感じる」と主張。「公務にある間は長期間休まないで済むような配慮をすべきだ。長期間休むことが予測される場合には市長等に立候補すべきではないと私は思う」と持論を展開した。田母神氏の主張には「任期中は川田さんという私人では無く川田市長という公人として職務に集中して欲しい」といった声のほか、「こんな考えでいる年配者が多いから、少子化待ったなしなんですよ」「公務だからこそ前例を示す意味もあると思います。産休を取りづらい企業や職場が『変わるきっかけ』になれば」などの声もある。田母神氏の投稿には24日14時時点で、9500件超の「いいね」、1000件を超えるコメントが寄せられるなど注目を集めている。「事前に配慮すべきと言っているだけ」批判的な声を含む反響を受け、田母神氏は24日のX投稿で、改めて考えをつづった。田母神氏は「少子化の原因は産前産後の休暇が取りにくいからではなく若い人たちの収入が少なく結婚できないからだ」と切り出し、「民主主義社会なのだから何でも意見を言うのは自由でなければならない」とした上で、自身に寄せられた批判をめぐり「子供が出来た京都府八幡市長に子供を堕胎しろと言うのかとか、ならば年寄りは病気になる可能性が高いから立候補すべきでないとか、もう老害だから意見を言うなとか言うのは暴論である」と反論した。さらに、「八幡市長のように子供が出来てしまった場合にも長期休暇を取るなと言っているわけではない」と断りを入れつつ、「選挙で選ばれるような公人は長期休暇を取らなくて済むように事前に配慮すべきと言っているだけだ」と主張している。
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