「沿道からも大変温かいご声援をたくさんいただいた」
斎藤元彦兵庫県知事は2026年5月20日の定例記者会見で、17日に自身がパレードに参加した神戸まつりについて、このように話した。
一方で、一部のSNS投稿では出席の経緯を巡って、主催側が知事に参加を控えるように求めたとする情報が流れた。J-CASTニュースが、神戸まつり主催の神戸市民祭協会に出席の経緯を聞いた。
「特定の人物を出さないでほしいという注文は一切していない」
5月21日、同協会の担当者が電話で取材に応じた。
担当者は、例年、兵庫県に出演依頼をしており、
「(県の)出演者でどなたが出られるかという内容については一切関知していない。内容については、特定の人物、例えば知事に対してもそういう人物を出さないでほしいという注文は一切しておらず、県に内容をお任せしている」
と答えた。
また、一部のSNS投稿で、直前の金曜日に知事の参加が神戸市の担当に知らされたという点についても聞いた。直前に知事の参加が決まったというのは「事実でない」と否定した上で、同協会は「もう少し前の段階から把握していた」とし、対応が急ではなかったとした。
県のワールドマスターズ推進室の担当者は、
「県では、これまでいろんなテーマでPRするためにパレードに出ており、今回はワールドマスターズゲームズの1年前となることから、庁内でうちの部が手を上げた」
と明かした。知事の参加については、
「基本的に知事や県議会議長に一番の広告塔として、パレードに参加してもらっている経緯がある。今回も知事と県議会議長に出席してもらえるよう、秘書課と調整したというもの」
と説明した。
神戸まつりは三宮・元町エリアを舞台に、市民らがダンスやパレードを披露するイベントで、斎藤知事は、2027年に関西で開かれる生涯スポーツの祭典「ワールドマスターズゲームズ2027関西」をPRするため、パレードに参加し、約750mを練り歩いた。
斎藤知事はテニスのラケットを振ったり、帽子を手で押さえたりして市民からの写真撮影に応じるなど、普段の知事らしからぬ姿に大きな反響がネット上で起きた。
一方で、沿道では斎藤知事に辞職を求める人々が「斎藤やめろ」とコールして抗議し、現場は騒然とする場面もあった。