国会前で「オタクによる反戦デモ」開催...「声を上げれば政治は動く」 漫画制作、水彩スケッチ...参加形式の多様化も

「偉大な漫画家たちの思いが踏みにじられているような気持ちに」

   「オタクによる反戦デモ」だからなのか、個性的な参加者も多い。動物と戦争をテーマにしたものなど、いろいろな戦争関連の書籍をシートの上に並べ、誰でも自由に立ち読みできる場を設けていた30代男性は、「『戦争の被害者は子どもや女性』といったことはよく言われますが、動物や植物も例外ではありません。そのことを知ってほしいと思いから始めました」と語る。

   中東情勢の悪化により、一部商品のパッケージの白黒化を決めたカルビーの商品を並べ、デモ参加者に配布していた40代女性は、「カルビーに対して政権幹部が『売名行為』と発言したことが報じられたじゃないですか。それが本当に許せなくて。『カルビー頑張って』という気持ちで配布しています。同じような気持ちの人が立ち寄ってくれるので、すごく楽しいです」と声を弾ませる。

   また、創作活動をしている人の姿も。趣味の水彩スケッチをしていた20代女性は、「SNSでピクニックしながら参加している人の存在を知り、『これなら参加しやすそうだな』と思って今回初めて足を運びました。せっかくなので、スケッチしながら参加しようかなと」と話す。

   タブレットで漫画を制作していた20代女性は、「今まさに、戦後から戦前に変わるかもしれない状況にあります。私は小さい時、水木しげるさんや手塚治虫さんの作品から戦争の恐ろしさを学びました。偉大な漫画家たちの思いが踏みにじられているような気持ちになり、参加しました」と答えた。

(望月悠木)

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