リニアは出張でも役員しか乗れない? 高額になりそうな運賃に玉川徹氏が皮肉

   静岡県がリニア中央新幹線の静岡工区の着工を容認したことで、10年近く遅れていた工事が大きく進捗することになった。2026年7月8日放送の「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日系)は、「羽鳥パネル」コーナーでリニアモーターカーを取り上げた。

  • リニア中央新幹線 JR東海News公式X(@JRCentral_OFL)より
    リニア中央新幹線 JR東海News公式X(@JRCentral_OFL)より
  • 高額な運賃への懸念が(写真はイメージ)
    高額な運賃への懸念が(写真はイメージ)
  • 長嶋一茂さん(2019年撮影)
    長嶋一茂さん(2019年撮影)
  • リニア中央新幹線 JR東海News公式X(@JRCentral_OFL)より
  • 高額な運賃への懸念が(写真はイメージ)
  • 長嶋一茂さん(2019年撮影)

「のぞみ」プラス700円と想定されていた運賃もさらに高額に

   話題になったのは、品川から40分で名古屋に行けても、運賃がものすごく高くなるのではないかということだ。

   総工費は当初の5兆5200億円から11兆円と2倍に膨らむ見通しで、青山学院大学の福井義高教授の試算では、2036年以降に予定されている「品川―名古屋」開業翌年度から2900億円の赤字が見込まれるという。そのため、東海道新幹線「のぞみ」プラス700円と想定されていた運賃もさらに高額になると予想され、現時点では未定になっている。

「たぶん乗らないと思う。あんなの速くて、外見られないじゃん」

   レギュラーコメンテーターの玉川徹さん(ジャーナリスト)は、「これ(年2900億円の赤字)が積み上がらないようにするには、運賃を上げるしかないんですけど......」と指摘し、乗車料金が高くなれば、一般ビジネスマンは出張などで簡単には使えないと見る。

「リニアの40分と新幹線の2時間の違いでしょ、名古屋まで。役員じゃなければ、新幹線で行けとなっちゃいますよね、間違いなく。ちょっと早起きしてでも、安いほうで2時間かけて行って来いとなる。リニアのビジネスユースは(想定より)減っていくんじゃないかなという気がするんですけどね」

   ましてや、レジャーや里帰りなどでは、リニアより東海道新幹線ということになりそうだ。「モーニングショー」の金曜コメンテーター長嶋一茂さん(スポーツプロデューサー)も以前の放送で、「ゆっくりだったらいいんですよ、電車って」「俺、リニアカーができても、たぶん乗らないと思う。あんなの速くて、外見られないじゃん」と話していた。リニアは86%がトンネルだ。

(シニアエディター 関口一喜)

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