クマは学習経験で賢くなっている
岩手大学農学部准教授の山内貴義さんは「夏はエサが少ない時期で、去年も秋に山にエサがなくなると人里のほうに移動してくる個体もいた。8月になると本格的にエサが少なくなる。そうするとクマの行動域が一気に広がって、人身被害が増える傾向にある」という。
観光地でもクマ対策を始めているところが少なくない。最近はワナにかからないクマも増えてきてハンターを悩ませている。山内さんは「クマは危険なものを見て学習する。経験を積んでくると賢いクマに成長し、捕獲がかなり難しくなる可能性がある」と話した。
(ジャーナリスト 佐藤太郎)