セブン‐イレブンが「原点回帰」しつつある? ある店の時短が話題に、運営の見解は

時短の店舗は、全体の約6%を占めたが...

   そこでは、人手不足の中での24時間営業が社会的な注目を集めているとして、「加盟店様の売上・利益の低下を招かない」との条件付きながらも、こう宣言した。

「営業時間についても立地や個店ごとの状況に応じて柔軟に見直しを行い、加盟店様と共に持続的な店舗経営を追求していきたい」

   同社の行動計画では、時短のパターンとして、7ー23時、6ー0時、5ー1時の3つを挙げている。各店の実証実験は、3か月間行い、延長1回の計6か月までの実施を認めた。

   その後、19年10月21日に、「深夜休業ガイドライン」を策定したと発表し、時短は、本部との合意のうえ、最終的に加盟店のオーナーの判断で決められるとした。11月1日から8店を手始めに時短を取り入れている。その後、時短を導入する加盟店は、徐々に増えていったようだ。

   セブン‐イレブン・ジャパンの広報部は26年7月9日、J-CASTニュースの取材に対し、実験中の店も含めて、現時点では営業時間の変更店舗数は約1400店となり、全店舗数の約6%を占めていることを明らかにした。時短を進めた理由については、「最低賃金の上昇、人手不足の問題等、加盟店様を取り巻く昨今の状況を踏まえ」たと説明した。

「深夜休業を実施するにあたり、お客様の利便性、加盟店の売上利益、お取引先様への対応等に対して、様々な影響を与えることも予測されるため、加盟店オーナー様が深夜休業を実施するか否かを判断されるにあたってはご自身のお店で最長6か月間テストを実施した上で、ご検討・ご考慮をいただくことをお勧めしています。テスト後に深夜休業を実施すること、24時間営業に戻すこと、いずれの選択も可能としております」

   深夜休業の時間については、「23時から7時までの最長8時間の間から、具体的な深夜休業時間を1時間ごとの正時もしくは30分ごとの時間で決定しており、店舗の商圏ニーズの状況に合わせ個店毎に異なります。あわせて、深夜休業時の店舗設備も防犯面も含めて実施店舗に対して準備をしております」と説明した。

   営業時間の最短ラインが創業当時のものということは、当時のCM「開いててよかった」のフレーズのように、それが一種の基準になっているのかもしれない。しかし、24時間営業という看板を下ろす考えは確認できず、創業当時の7ー23時に原点回帰する方向があるのかも分からなかった。

(J-CASTニュース編集部 野口博之)

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