前回届かなかった「51議席」、次期衆院選で再挑戦 国民民主・玉木代表「まず自力」【インタビュー前編】

次期衆院選は女性候補35%目標、「50代、60代以上に届くメッセージを」

   ―― 希望の党時代から数えると、代表を務めてまもなく9年です。先日の代表選で、3年の続投が決まりました。相当な長期政権ですが、「玉木商店」とも言われる状態をどう脱却しますか。

玉木: いつも「次は後継者」だと思っています。リーダーの仕事の一つは次の世代を育てることです。長期政権をやるつもりはなく、とにかく政権を担える政党に育てて、若手に実力をつけてもらいたい。いきなり大臣でなくても、政務官や副大臣として政権の側で権力を担う経験を早くしてもらいたいです。
外から無責任に言うだけでは駄目です。次の世代に引き継ぐときには、与党になれる力をつけて引き継ぎたいです。代表選でもご指摘をいただきましたが、急に組織が大きくなり、ガバナンスや地方組織の整備が遅れていたところは、しっかり足場固めを進めていきます。

   ―― 25年6月の日本外国特派員協会の会見で、女性支持が少ない理由を質問したところ、政策が女性にとって「理解が難しい」と受け取られる英語表現を使い、批判が出ました。FAQ(よくある質問)のような質問なので、党が置かれた状況によって分析も変化するだろうと思っての質問でした。現在はどう分析していますか。先ほどのNHKの世論調査では、男性の支持率3.7%に対して女性は1.3%でした。

玉木: 調査によるのですが、最近の街頭演説では3割、4割が女性で、子連れの女性も多くなっています。女性の支持は、それほど低くないと思います。年少扶養控除の復活など、街頭演説会場などで積極的に声をかけてくださるのは、むしろ女性の方ですね。
ただ、伝え方や分かりやすさは、もう少し気をつける必要があります。
若い女性にはかなり届いている感じがありますが、50代、60代以上は男女ともに弱い傾向があり、特に年齢が上の女性に届くメッセージが必要なのかなと思っています。もう少し分析が必要です。

   ―― 内閣府のまとめでは、24年衆院選で国民民主の女性候補と女性当選者の割合はいずれも21.4%でした。22年参院選では約4割。数値目標はありますか。

玉木: 次の衆院選では、女性候補者35%の目標を達成したいですね。

   ―― ところで、次期衆院選で何人受からせたい、という目標はありますか。

玉木: これはまだどこにも言っていないのですが、今の衆院を見ても、どこの政党も単独で内閣不信任案を出せません。予算関連法案も出せない。さすがにそれではいけないので、最低でも50議席は取りたい。野党第1党を目指すのであれば、100議席以上取ることが必要だと思います。
秘書: (提出者含むと)51。

   ―― これは結構な伸び幅ですね。

秘書: 今の段階だと(政策の基本方針を示し、予算措置などを定めない)プログラム法案を出さざるを得ないのですが、実際予算に関わる法律を出すという意味でも、やはり次は51議席以上は目指したいですね。
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