2019年 10月 14日 (月)

のんびりしてる場合じゃないかも 「一味違う」就活イベント・セミナーを考える

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   年明け最初の更新、今回のテーマは「一味違う就活イベント・セミナー」です。その前にめまぐるしく動く就活・選考時期について触れておきます。

   2016年卒就活は広報解禁(説明会開始など)が3月1日です。しかし、実際には多くの企業が動いており、選考開始も3・5・7月で動いていることは連載2回目で明らかにしました。

選考開始は「3・5・7」から「3・4・5」へ

さあ、新年!就活だ!!
さあ、新年!就活だ!!

   掲載から4か月後の現在、取材した限りでは「3・5・7月」から「3・4・5・6月」、特に「3・4・5月」が主流となっているようです。

   これは当初、7月(または5月)選考開始を検討していた企業が他社の動向の速さを見てさらに早めているからです。

   4月は本来なら年度替わり時期で忙しいはずなのですが、そこを無理にやりくりして、4月下旬に選考開始にしています。

   7月開始予定だった企業も6月(本来なら株主総会などで多忙)または5月下旬開始に。

   この状況に就活時期変更の旗を振っていた大学は二派に分かれています。一方は、かたくなに学内説明会・セミナー開催を拒否する「原理派」。こうした大学は「3月1日以前は採用担当者だけでなく企業関係者を学内に入れない」と息巻き、専門紙記者などを招聘する学内セミナー開催にとどめています。

   もう一方は、実質的な学内セミナー開催を認める「柔軟派」。採用に直結しない内容で、と強調しつつ、実際には・・・というセミナーです。

   私は学生が幸福になるのは「柔軟派」大学であり、「原理派」大学は大変だなあと見ています。まあ、こういう大学、難関大に多く、しかも寄附講座(単位認定する講義を企業が設計、社員を講師として派遣)で企業関係者、採用関係者はいくらでも学内に入り込んでいるのですが・・・。バカを見るのはバカ正直な学生ですが、さてどうなるか。

石渡嶺司(いしわたり・れいじ)
1975年生まれ。東洋大学社会学部卒業。2003年からライター・大学ジャーナリストとして活動、現在に至る。大学のオープンキャンパスには「高校の進路の関係者」、就職・採用関連では「報道関係者」と言い張り出没、小ネタを拾うのが趣味兼仕事。主な著書に『就活のバカヤロー』『就活のコノヤロー』(光文社)、『300円就活 面接編』(角川書店)など多数。
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