2024年 4月 26日 (金)

凄いコトになっている就活用写真 「ガクチカ写真」狂想曲

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2~3人パターンで自信なし女子学生は

   自信を持てない女子学生は、男子学生と違って、2~3人の写真を持ってきます。

   ただし、自信のない学生なので、小さくしか写っていない、どこにいるかわからない、など、自信のなさが表れてしまっています。

「絶対に真ん中だろうと思っていたら、左隅に小さくしか写っていない、ということはよくあります。男子学生よりは社交的でも自信のなさが写真に出ているのでしょう」(流通)
「成人式や入学式など親と一緒の写真を出す学生がいます。親の話はこちらからは聞きづらいテーマですが、写真があれば聞きやすいです。それに親と一緒の写真を持ってくる学生は、いい意味で社会人とのコミュニケーションに慣れています。選考の終盤まで残りやすいです」(飲食)

   サークルの飲み会、研究発表の記念写真など、集合写真を持ってくる学生も多いです。2~3人パターンと合わせれば、単独パターンを抜いて、最多でした。

「2人がよくて、3人がダメ。あるいは10人以上がダメ、というわけではありません。50人でも100人でもいいです。ただ、本人が写っているかどうか、わからない写真が多すぎて」(商社)
「矢印を付けて『私』と表示する、それか、せめて説明書きの文章で自分のいる場所を明記するか、その辺の配慮はほしいところです」(メーカー)
「3~4人パターンで真ん中、それもカメラ目線の学生がいました。その学生が応募してきたのか、と思いきや、違いました。実によくある話。女子学生に目立ちます」(流通)
石渡嶺司(いしわたり・れいじ)
1975年生まれ。東洋大学社会学部卒業。2003年からライター・大学ジャーナリストとして活動、現在に至る。大学のオープンキャンパスには「高校の進路の関係者」、就職・採用関連では「報道関係者」と言い張り出没、小ネタを拾うのが趣味兼仕事。主な著書に『就活のバカヤロー』『就活のコノヤロー』(光文社)、『300円就活 面接編』(角川書店)など多数。
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