凄いコトになっている就活用写真 「ガクチカ写真」狂想曲
2015.09.07 11:45
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結局、いいのは記念写真?
では、どんな写真がいいのでしょうか。
自然に写っているか、わざとらしい記念写真でも、本人かどうか、ちゃんと判別できるものがいい、という意見が多数。
「記念写真で十分です。旅行先で、観光地のお約束、顔出しの撮影版利用とか」(メーカー)
「うちだと、写真だけで採用を決める、というのはまずないです。ただ、ちゃんと書式や指示を守っているかどうか。それから、学生本人がわかって、学生個人の日常風景がわかるものなら、加点することもある、という程度。真面目に机に向かっているだけ、というのもありましたし、にっこり笑っている写真も多いです。ベタですが、それでいいんです」(流通)
学生から気恥ずかしいかもしれないですが、普段から自分がちゃんと写っている写真をおさえているかどうか、そこで差が出るようです。
「学生本人は撮れているつもりでも、実はちゃんと撮れていない写真が多いです。面倒でも、普段のアルバイトなり、サークルなり、旅行なりでちゃんと撮影する、あるいは自分の写真を撮ってもらうと、結構違うと思います」(商社)
学生からすれば、印象付けるために、ユニーク、一発芸に走るパターンもあります。
「クールポコの『なぁーにー』の方をまねて、厳しい表情で、手には、自分の名前を書いた半紙。面白いですけど、こういう学生、毎年います。些末なことに時間をつぶして、それでいて新聞もろくに読んでいない学生が多いので、お勧めはできません」(メーカー)
「ダイエット前の巨漢の写真と、ふつうに痩せた写真を並べた学生。話を聞いたら、単に写真アプリで変えただけでした。それなら、最初から記念写真でいいのに」(飲食)
あれこれ深読みしすぎるなら、まだ記念写真の方がましなようです。(石渡嶺司)