2020年 12月 5日 (土)

「抜擢された、超うれしい」 ちょっと待った!それは罠かも(高城幸司)

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   会社の同僚から、

「今度、2年がかりのプロジェクトを任されたのだよ」

と長期にわたる仕事を任されたことを嬉しそうに打ち明けられたとき、あなたはどのような感情を抱きますか?

   役員を交えて、とか、組織横断とか、抜擢されてそのプロジェクトに参加したのは間違いありません。「自分も同じように長い期間の仕事を任されたい」と、選ばれた同僚を羨ましく思う人もいることでしょう。でも、なかには

「会社に囲い込まれてしまったな、ご愁傷様」

と冷ややかに見る人もいるのです。

会社はあなたを逃がさない

どこにも行けないように
どこにも行けないように

   仕事をたくさん任されるということは、当然ながら会社からの期待値が高いことの表れです。期待されると仕事に対する責任感が高まります。

   でも、その状況に罠が待っている場合があります。

   別のキャリアに進む可能性の芽が摘まれてしまうのです。責任を伴う、期間の長い仕事を任されると、自分の将来について他の選択肢を考えたり、社外の人に会ってキャリアを考えたりする時間がなくなります。

   なので、人事部は、できる人が転職しないように「数年かかる」長いスパンのプロジェクトを任せたり、グローバルとかダイバシティなど耳触りがよいフレーズをかぶせた、難度が高い仕事を任せて、仕事で囲い込んで、優秀な人を辞めづらくさせるのです。

   私が取材した会社では徹底した囲い込み人事が行われていました。新卒採用されて入社3年目で期待値がダントツに高い社員に対して、

・新規事業開発の部署を兼任
・新卒採用の選考方法を改革するプロジェクトメンバーに任用

といった時間のかかる、また重責を感じる仕事を任せて囲い込みをしていました。

高城幸司(たかぎ・こうじ)
1964年生まれ。リクルートに入社し、通信・ネット関連の営業で6年間トップセールス賞を受賞。その後、日本初の独立起業専門誌「アントレ」を創刊、編集長を務める。2005年に「マネジメント強化を支援する企業」セレブレインの代表取締役社長に就任。近著に『ダメ部下を再生させる上司の技術』(マガジンハウス)、『稼げる人、稼げない人』(PHP新書)。
「高城幸司の社長ブログ」
株式会社セレブレイン
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