2024年 4月 19日 (金)

インドネシアで実績つくり凱旋 30歳にして社内の希少人材に

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「レアカードになる」という方法

「実は、この業界、新卒で就活をしたときに受けて、落ちた業界なんです。リーマンショック後で就活も本当に厳しかったし、自分にも実力がなかった。でも、ちゃんと自分が誇れる実績を作った上で、再チャレンジすることができたんです」

   人と同じことをしていたら、優秀な人には勝てませんし、自分より先に始めた人を追い越すのも困難です。しかし、人がやりたがらないこと、人気がないこと、でも、市場から望まれることをできる人は重宝がられます。いわゆる「レアカードになる」という方法です。

   彼はインドネシアに来た当初から、でっかい仕事をやりたいという野望を語っていました。その野望に向けて着々と堅実に進んでいる姿を見ると、実に頼もしく、私にとってもこういう人をもっと増やしていきたいという、今の事業へのモチベーションになります。

   日本の若者のみなさん。まだまだチャンスはありますよ!(森山たつを)

※本人の特定を避けるため、業種や年齢などを細かくずらしています

森山たつを
海外就職研究家。米系IT企業に7年、日系大手製造業に2年勤務後、ビジネスクラスで1年間世界一周の旅に出る。帰国して日系IT企業で2年勤務後、アジア7か国で就職活動をした経験から「アジア海外就職」を多くの人と伝えている。著書に「アジア転職読本」(翔泳社)「はじめてのアジア海外就職」(さんこう社)がある。また、電子書籍「ビジネスクラスのバックパッカー もりぞお世界一周紀行」を連続刊行中。ツイッター @mota2008Google+、ブログ「もりぞお海外研究所
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