2021年 3月 1日 (月)

働き方改革では残業は絶対なくならない! 職場に「感染」「遺伝」するメカニズムがコレだ

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メカニズム4:残業は上司から部下に「遺伝」する

   4つ目は、残業は上司から部下へと「遺伝」するというメカニズムだ。自分の残業の状況と、若い頃どんなタイプの上司に仕えたかなどを聞いて比較すると、最も部下の残業を増やしているのは「若いころ、残業をたくさんしていた」という上司の過去経験だった。現在の上司層が新卒時には、終電帰り、タクシー帰りが当たり前の世代だ。こうした経験が「武勇伝」として部下に語られると、その部下が上司になった時に、部下に多くの残業をさせる上司になるという悪循環が繰り返される。

   また、行動レベルで見ても、新卒時に残業文化に染まった上司は「時間をかけて仕事をする部下を評価する」「自分の仕事が終わっても職場に残る」「これまでの慣習ややり方に固執する」といった傾向が強かった。

   小林さんは、

「さらに興味深いのは、転職経験のある上司に絞って分析すると、こうした傾向が新卒時の組織だけでなく、転職した先の組織でも消えずに残っていたことです。日本企業の残業体質は、上司-部下間という『世代』だけではなく、『組織』をもまたいで受け継がれているのです」

   と指摘する。

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