2021年 9月 24日 (金)

【カス丸の健康診断】猛威を振るうインフルエンザ まだ間に合う職場の予防対策

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職場よりも、すぐに病院へ行ったほうがいい場合?

   職場よりも先に、すぐに病院へ行ったほうがよいという、カラダの変調や症状を教えてほしいじぇい。

   はい。インフルエンザは多くの場合、自然治癒することが多い病気ですが、なかには「ハイリスク患者層」といわれる患者がいます。それが......

  1. 5歳未満の子供、とくに2歳未満
  2. 65歳以上の高齢者
  3. 妊婦、産後2週間以内
  4. 以下の1~6の基礎疾患を有する患者
    1. 喘息
    2. 慢性肺疾患(COPDなど)
    3. 心疾患(先天性心疾患、心不全、冠動脈疾患)
    4. がん患者
    5. 糖尿病
    6. その他(慢性腎臓病、慢性肝疾患、HIV、ステロイド使用者、神経疾患)

に該当する人で、生命を脅かす危険もあるため、すぐに病院へ行ったほうがいいとされています。
ただし、ここに当てはまらなくても、意識レベルが低下しているなど、いつもと様子が違う場合、呼吸困難や高熱が長引くなどの症状が認められる場合は、医療機関を受診してください。

   亡くなる人がいるのは、「ハイリスク患者」だったのかもしれないんきゃすね。あと気をつけたほうがいいこと、知っておいたほうがいいこと、ないきゃすか?

   よく、インフルエンザに罹った人が職場復帰する際に、職場に治癒証明書や陰性証明書を提出させる必要がありますか? と聞かれることがあります。

   しかし、インフルエンザ陰性を証明することは一般的に困難であることや、受診で2次感染をもらうリスクがあります。また完治していない場合には、他の患者にインフルエンザをうつす可能性もあるため、受診(治癒証明書を取りに行くこと)は控えたほうがいいと思われます。

   厚生労働省も、職場の従業員に対して、治癒証明書や陰性証明書の提出を求めることは望ましくないとしています。

   もう1点。インフルエンザ検査の精度は100%ではありません。インフルエンザ検査の精度は、じつは十分ではないんです。

   具体的には、(+)という結果ならインフルエンザとほぼ考えてよいのですが、一説には3~4人に1人くらいの頻度でインフルエンザであるにもかかわらず、(ー)という結果になるといわれています。
「検査が(-)だから大丈夫」と断言できない場合もあることを知っておいてください。

   インフルエンザ、やっぱり甘くみるとマズイじぇい。とにかく、ゆっくり休養をとることが大事だじぇい!

入谷栄一(いりたに・えいいち)
医療法人社団勝榮会 いりたに内科クリニック 理事長・院長
総合内科専門医、呼吸器専門医、アレルギー専門医、インフェクションコントロールドクター、産業医
長年、大学病院でがんの臨床研究に携わり、がん患者の約6割がサプリメントなどの補完医療を行っている事実に直面。自身もぜんそく・アレルギーで苦しみ、現代医療に補完医療を取り入れ、人生が大きく変貌した経験をもつ。そうしたなか、「ハーブを使った自然療法」を通した手法が評価され、日本初のハーブ専門外来を開設した実績をもつ。
現在は、地域医療や在宅診療に力を入れており、執筆や講演活動を積極的に行う。著書に『病気が消える習慣』『キレイをつくるハーブ習慣』(いずれも経済界)
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