2019年 11月 15日 (金)

南ア・コリシ選手の「伝説のスピーチ」を聞け! 感動のラグビーW杯を「英語で」語ろう(井津川倫子)

印刷
糖の吸収を抑える、腸の環境を整える富士フイルムのサプリ!

英国人が「息子にはラグビーさせない!」ワケ

   先日、知り合いの英国人とラグビーW杯の話題で盛り上がっていたところ、彼がふと「息子には絶対にラグビーをさせない!」と言い出しました。その理由を聞いて、今大会が「画期的」と絶賛される、複雑な背景がわかった気がしました。

   英国で生まれ、「紳士のスポーツ」とされるラグビーですが、元々は英国内でも裕福な家庭の子息が通う「パブリックスクール」のスポーツだったそうです。

   彼いわく、

「イギリスでも金持ちの子どもしかラグビーはできない」
「僕たちはラグビーのことを『差別の象徴』と呼んでいる」

とか。

   確かに、英国の旧植民地でも有色人種が多いインドではラグビーはほとんどプレーされていないですし、今回優勝をした南アフリカでも、ラグビーは「白人のスポーツ」とされて、白人以外はプレーどころかスタジアムにも入れませんでした。

   ラグビーが長らくアマチュアスポーツとされてプロ化が遅れた背景には、「ラグビーでお金を稼ぐ必要がない」金持ちのスポーツだったからでしょう。

   そういったラグビーの複雑な歴史を知れば知るほど、初の黒人キャプテンとしてチームを優勝に導いた南アフリカのシヤ・コリシ選手のスピーチに、なぜ人々が感動したのかがわかってきました。

kaisha_20170303104637.png
井津川倫子(いつかわりんこ)
津田塾大学卒。日本企業に勤める現役サラリーウーマン。TOEIC(R)L&Rの最高スコア975点。海外駐在員として赴任したロンドンでは、イギリス式の英語学習法を体験。モットーは、「いくつになっても英語は上達できる」。英国BBC放送などの海外メディアから「使える英語」を拾うのが得意。教科書では学べないリアルな英語のおもしろさを伝えている。
今すぐ無料会員に登録して、コメントを書き込もう!
お知らせ

注目情報

PR
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中