2024年 4月 24日 (水)

大応援団の声援に応えるのが「仕事」 でも「名前」で呼ばれると恥ずかしい(山九 大石栞菜さん、大石利樹さん) 前編

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「所属が決まって、ホッとした」栞菜さん

―― 栞菜さんは、山九に入社して今年(2019年)で5年目です。どのような経緯があったのですか。

栞菜さん「きっかけは、アスナビ(経済同友会が支援する学生アスリートのための就職活動)ですね。先輩もアスナビを使って就職活動をされていたので、ある程度のことは先輩に話を聞いていました。それで予備知識のようなものがあったので、あまり不安は感じませんでした。
それよりも、(決まったときは)所属をもらえてありがたいという気持ちでしたね。この会社で、自分がどういう結果を出して恩返しできるか。結果はやってみなければわからないですが、『やらなきゃ』という思いが膨らみました」

―― フェンシングで勝つことが、会社への貢献につながるということですね。

栞菜さん「アスリートとしては、そうですね。ただ、会社の研修とは別に、アスナビの研修も受講したのですが、アスリートとしては、所属先を得たことで『じゃあいいや』ではなく、自分自身が『もっと頑張らないと』、そのためには『勝たないと』という、気持ちの高ぶりが一番大きいと思います」

―― 利樹さんは、栞菜さんの様子をご覧になって就職を決めたのですか。

利樹さん「そもそも就職活動のことを、あんまりよく考えてなかったのですが、僕もアスナビを利用しました。ふつうに就活すると、練習や試合の合間に就活のスケジュールが割り込んでくるので、それがイヤで......。
姉が山九に入社して、明るい雰囲気でプレーしている姿を見て、興味が湧いてきました。どんな感じか、姉を通して聞いているうちに、なんだかトントン拍子で話が進んで。それで、お世話になることに決めました」

―― 会社の代表としてプレーすることに、プレッシャーはありませんか。

栞菜さん「う~ん。みなさん、あまりプレッシャーをかけてこないので。『負けたら、飛ばす(配置換え)ぞ』とか、ないですよ(笑)。『伸び伸びやれ』っていう感じで、温かく見守ってくれるので、うれしいです」

「みなさん、あまりプレッシャーをかけてきませんね」と話す大石栞菜さん
「みなさん、あまりプレッシャーをかけてきませんね」と話す大石栞菜さん
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