2021年 4月 13日 (火)

【襲来!コロナウイルス】急浮上「9月入学・新学期」に戸惑う受験生や教育現場 「安倍政権に明治以来の大改革ができるの?」の声が殺到する理由

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震災被災者「未曾有の大災害で耐えている子どもをほめてあげて」

   いまはそれより、オンライン授業の態勢を充実させることに力を注ぐべきだという声が非常に多かった。

「いきなり9月からに入学・新学期といっても、コロナが収まっていなかったらどうするのですか。オンラインを活用できる環境をつくり、オンライン授業を広げていくことが現実的だと思います」
「自治体によってオンライン授業の普及度はバラバラです。私立の高校はオンラインを活用してどんどん授業を進めていますが、私の公立高校はお粗末な限りです。ほぼ自宅での自習に任せている状態です。萩生田文部科学大臣にお願いしたいです。自治体はあてにできませんので、国が強力なリーダーシップを発揮してオンライン授業の環境整備を進めてほしいです」

   ところで、今回の「9月入学・新学期」導入問題にからみ、結構多かった投稿は、「阪神淡路大震災」や「東日本大震災」の時には、なぜこの議論が起こらなかったのか、震災被災地の人々はどうやって学校教育を乗り切ったのかという疑問の声だった。こんな意見に代表される。

「我が家には高校1年と高校3年の子がおり、9月入学はイヤがっています。なので、子供の気持ちを考えると私は反対です。しかし、東日本大震災や阪神淡路大震災の時は、学習の遅れについて政治家が問題にしなかったのはどうしてなのでしょう? また、当時どのように乗りきったのでしょう?」

   これに対してこんな回答が寄せられた。まず、東日本大震災の被災者は――。

「東日本大震災の時、5月の連休明けまで学校を再開できなかった地域もありました。福島第一原発の周辺の地域の小中学生は転校を余儀なくされました。私の出た高校は福島県内の私立ですが、夏休みをほぼ全部授業にしました。エアコンが使えなくて汗びっしょりでした」

   阪神淡路大震災の被災者は、こう呼びかけた。

「私は被災した際、中学生でした。自分も被災し、中学校も避難所になっていて、2、3か月は授業がなく、学校に行って配給されたパンを配る手伝いをしていました。電気もガスも水もなく、水を山まで汲みに行きました。授業が再開されてから勉強の遅れを取り戻すため、ハイスピードな授業をした記憶はありません。時代が違うといえばそれまでですが、私はいま子どもさんの教育を心配されている親御さんに伝えたいことがひとつあります。それは焦らなくてもよいと思うということです。いま自宅待機して、未曾有の大災害で耐えている子どもをほめてあげてください。いつかこの経験が必ず役に立つ時がきます。私にとっても震災でつちかった忍耐力や人生観は、2か月遅れた授業とは比べ物にならないぐらい大切な勉強でした」

(福田和郎)

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