2020年 9月 26日 (土)

会議は「賛否」を確認する場所 「読む」べきはその場の空気感ではなく「自分なりの役割」(高城幸司)

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   仕事で会議に参加したとき、「自分はどのような役割を担ったらいいのか」を考え、その役割を演じることは、じつはすごく重要です。

   その場の雰囲気を乱さずに、気の利いた言葉を発するべきか、または自分の意見を積極的に言うべきか、はたまた、まとめていく方向に話し合いを導くべきか......。自分がどのような立ち位置で話をすべきかを、その場の空気を読みながら考える必要があります。

   とはいえ、考え過ぎるのもよくありません。

  • 会議では人それぞれに「役回り」がある!?(写真はイメージ)
    会議では人それぞれに「役回り」がある!?(写真はイメージ)
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「何かを言わなければいけない」という強迫観念

   みなさんも一度は経験されたことがあるかと思いますが、会議で「何かを言おう、言わなくちゃ」と意識するあまり、ひと言も発せずに終わってしまうこともあります。

   大縄跳びの輪に自分も入ろうと機をうかがい続けて、結局最後まで入れないような状況です。このように、「何かを言わなければいけない」という強迫観念を持って会議に参加している人がいますが、「何かを言わなければ」という立場だと、逆に発言すること自体がすごく難しくなってしまうものです。

   たとえば、若手社員が会議で議事録を任されていたとしましょう。その仕事自体が面倒で「嫌だな」と思うかもしれませんが、議事録の仕事を誰かに任せて、「ところで君の意見はどうなんだ?」と発言を期待される雰囲気で参加することになると、議事録時代が懐かしいと思うかもしれません。

   会議で発言することを周囲が期待していると感じる状況は、意外にプレッシャーになるものです。

   そんな時、それでも発言したほうがいいならば、どうしたらいいいか――。人の意見に対して肯定的な発言をする人がいます。

「今、Sさんの話を聞いて、私もすごくいい案だと思いました」
「Sさんの意見に賛成です」

ということを、手を挙げて言う人のことです。

   それなりの意味はありますが、もうひと捻りほしいところではないでしょうか。

高城幸司(たかぎ・こうじ)
1964年生まれ。リクルートに入社し、通信・ネット関連の営業で6年間トップセールス賞を受賞。その後、日本初の独立起業専門誌「アントレ」を創刊、編集長を務める。2005年に「マネジメント強化を支援する企業」セレブレインの代表取締役社長に就任。近著に『ダメ部下を再生させる上司の技術』(マガジンハウス)、『稼げる人、稼げない人』(PHP新書)。
「高城幸司の社長ブログ」
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