2020年 11月 27日 (金)

いま、リーダーが注意すべきは「リモート・ハラスメント」である【尾藤克之のオススメ】

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   コロナ禍が広がる中で、急速に進んだテレワークという働き方。これからの働き方のスタンダードとなることは間違いありません。

   仕事をする部下を巻き込み、組織をまとめ、成果を上げるために必要な 「リモート・マネジメント」の手法について学びましょう。

リモート・マネジメントの極意(岡本文宏著)WAVE出版
  • コロナ禍でリモートワークの機会が増えたけど……
    コロナ禍でリモートワークの機会が増えたけど……
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テレワークは「リモハラ」を誘発しやすい

   新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、外出自粛が発令されるなか、多くのリーダーは部下のマネージメントの難しさを知ることとなりました。テレワークにおいて、部下とのコミュニケーションツールは、メールやチャットですが、文面がふだんよりも強くなりがちです。テキストベースでのやりとりなので、細かなニュアンスが伝わりにくいのです。

   本書の著者、岡本文宏さんは、

「こちらはそう思ってはいないけれど、強い口調で伝えている感じに捉えられてしまうと、パワハラ(パワー・ハラスメント)だと指摘されかねません。テレワークでのパワハラやセクハラのことは『リモート・ハラスメント(リモハラ)』と呼ばれますが、上司、経営者が気をつけていないとほんの些細なことが火種となり、大きな問題へと発展してしまいます」

と言います。

「職場における『いじめ、嫌がらせ』が原因での個別労働紛争が急増していることを受け、2020年にパワハラ防止法が施行されました(中小企業は2022年)。パワハラを中心に各種ハラスメントへの関心はますます高まることになっていくことでしょう」

   リアルな職場で部下に注意をする際には、個室に呼んでマンツーマンで指導することが一般的です。部下の体面に配慮するためです。昭和の時代のように、頭ごなしにどなりつけるようなことをするケースは少なくなりました。

「テレワークとなると、部下に注意を伝える場合は1対1でやりとりになるので、周りの目が気になりません。そうなると今までとは異なり、ついつい語気が強くなったり、感情に流されて、相手を卑下するような言葉を使ってしまう人も出てきます。リモート・マネジメントを行なう際は、今までよりもハラスメントを誘発しやすい環境になっていると理解しておきましょう」

と、岡本さんは注意を促します。

尾藤 克之(びとう・かつゆき)
尾藤 克之(びとう・かつゆき)
コラムニスト、著述家、明治大学サービス創新研究所客員研究員
代議士秘書、大手コンサルティングファームで、経営・事業開発支援、組織人事問題に関する業務に従事。IT系上場企業などの役員を経て現職。現在は障害者支援団体のアスカ王国(橋本久美子会長/故・橋本龍太郎元首相夫人)を運営。NHK、民放各社のテレビ出演、協力、経済誌などの掲載多数。著書は多く、近著に「頭がいい人の読書術」(すばる舎)がある。
経営学修士、経済学修士。東京都出身。
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