2021年 2月 26日 (金)

不動産のカリスマには気をつけろ! 流行りの情報に惑わされないこと【尾藤克之のオススメ】

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

「目利き」にならなければいけません

   不動産のカリスマと呼ばれる人たちがいます。本を何冊も出しカリスマと言われています。しかし、彼らのなかには悪質な人が少なくありません。彼らは、最初に「不動産投資家募集」をうたい、登録させます。登録時点でかなりの費用を搾取されるので、購入者は引けなくなります。

「私どもは新築のアパートを建てたい人を応援しています。我々が土地を見つけてくるので、その土地を購入して、紹介した業者を使いアパートを建設してもらいます。あとは、うまく利回りができるように運営するだけです。超簡単ですよね?」

   こんな具合にアプローチしてきます。

   カリスマが提示する、お決まりの3点セットが存在します。それは次のようなものです。

1.節税対策(相続税)などに有利であること。
2.安定的収入が見込めること。
3.空いている時間にできる不労収入であること。

   さらに、将来的に建物を売却したり、新たに建て直したりするなど、さまざまな選択肢があるといったメリットを提示するので、リスクがないかのように見えてしまいます。ところが、これらは入居者が入る前提の計画です。計画どおりに進まないと、高利の負債だけが残ります。

   確実に儲かる物件があった場合、それが一般に出回ることは理論的に考えられません。第三者が美味しい情報に有りつけるほど甘くはないのです。本当にオイシイ物件があるなら、筆者なら他人には紹介せずに自分で購入するでしょう。だから、目利きにならなければいけないのです。(尾藤克之)

尾藤 克之(びとう・かつゆき)
尾藤 克之(びとう・かつゆき)
コラムニスト、著述家、明治大学サービス創新研究所客員研究員
代議士秘書、大手コンサルティングファームで、経営・事業開発支援、組織人事問題に関する業務に従事。IT系上場企業などの役員を経て現職。現在は障害者支援団体のアスカ王国(橋本久美子会長/故・橋本龍太郎元首相夫人)を運営。NHK、民放各社のテレビ出演、協力、経済誌などの掲載多数。著書は多く、近著に「頭がいい人の読書術」(すばる舎)がある。
経営学修士、経済学修士。東京都出身。
https://amzn.to/2vPNTze
今すぐ無料会員に登録して、コメントを書き込もう!
姉妹サイト
お知らせ

注目情報

PR
コラムざんまい
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中