2024年 4月 20日 (土)

人の在宅勤務をのぞき見て、ひとりワークの孤独感がやわらぐ

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テレワークあるある事件簿

   最初に登場するのが「会議中にかぎって宅配便がくる」というネタだ。「1日にミーティングが1時間しかない日でも、その時間を狙って宅配便がやってきます」とボヤいている。

   評者はビデオ会議とは無縁だったが、家で仕事をしている時、宅配便の多いことに驚いた。自分で注文しておいて、「驚いた」もないが、外出自粛時、ついついネット通販で買い物をしてしまう。これまでは会社に行って「不在通知票」を受け取るばかりだったが、在宅しているので、ジャージや短パン姿で玄関に向かうことに。まったく宅配便のドライバーには感謝するばかりだ。

「いつのまにかAmazonで買い物している」

   おっしゃるとおりです。

   「リモート飲み会は2回やれば十分だ」には、大いにうなずいてしまった。最初は盛り上がった。家にいて飲み会が出来るのだから便利だ。安いし、帰りの電車を気にすることもない。つい、深酒してしまった。「まあ、いいや」。評者も2回参加したところで、その後お呼びがかからなくなった。他の参加者も同じ思いだったのだろう。

   林さんは、こう書いている。

「『あれはなんだったんだろう......』という気持ちは否めません。酸素バーやキャベツ畑人形と同じものとして後世、語られるんじゃないでしょうか。まず、全員がこっちを向いている飲み会、そんなホラーなシチュエーションはありません」

   「テレワークになって、よかったな」で共感したのは、「昼に近所の景色を見て驚く」ことだ。近所のスーパーで昼に買い物は出来るし、公園を散歩出来る。自分はこういう街に住んでいるという実感を初めて強く持つことが出来た。地元への愛着が沸いた。

「通勤の2時間がなくなってもそんなに生産性は上がらない」

   まあ、そんなもんですね。会社までの往復の時間は、ある意味「自由時間」だった。林さんは「むしろ、本に至っては、通勤時間で読んでいた時間がなくなって読書時間が減りました」と書いている。

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