2021年 9月 20日 (月)

東京五輪反対に自ら火に油を注ぐとは! 森喜朗会長の「差別発言」に海外メディアが呆れ返った(2)

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「日本のオリンピックの歴史に泥を塗る行為です」

   在米ジャーナリストの飯塚真紀子さんは、こう指摘した。

「世界のメディアの中には、森氏の発言を検証しているところまであります。フォーブス誌はスタンフォード大学が行なった研究結果を紹介していますが、男性と女性ではどちらがよく話すかについて行われた56の研究中、34の研究で男性のほうが女性よりよく話すことが証明されています。女性のほうが男性よりよく話すことが証明された研究は2つしかありませんでした。また、同誌は『女性は競争意識が強い』という森氏の指摘もおかしいとしています。同じスタンフォード大学のリサーチによると、男性の方がより競争意識が高く、自分の能力に自信過剰で、そのために、競争をより追求する傾向があるということです」

   日本大学の末冨芳教授は、こう批判した。

「森喜朗氏が『女性理事を選ぶというのは、文科省がうるさくいうんですよね』と指摘した文科省の複数会議で女性委員をしている立場からとして、差別発言は断じて容認できません。どのような法律的根拠、エビデンスに基づいて発言しているのか。国際社会では許されない性差別発言であり、公職にとどまること自体が疑問視されます。このような発言を許容することは開催の有無にかかわらず、日本のオリンピックの歴史に泥を塗る行為です」

   元女子柔道日本代表でスポーツ社会学者の溝口紀子さんは、こう指摘した。

「かつての全日本柔道連盟は、男性中心のトップのイエスマンで構成され閉塞的な内輪のルールで運営されていました。法令遵守よりも組織内の人間関係への配慮が優先され、選手選考や公金不正などガバナンスに問題があると指摘されました。現在、再発防止策としてスポーツ団体ガバナンスコードが運用されています。とりわけ『女性理事の目標割合を40%以上』を設定することで、会議を活性化することが求められています。森氏には五輪組織委のトップとしてジェンダーバイアスを解消し、オリンピズムを実現するべく、発信力を発揮してほしいと思います」

   米ロサンゼルス在住の映画ジャーナリストの猿渡由紀さんは、

「ダイバーシティー(多様性)が世界的キーワードになっている現代、ありえない発言です。ハリウッドでも、かつて映画監督は圧倒的に男性でしたが、現在、各地の映画祭上映作品の半分が女性監督のものになりました。もちろん意図的に採用したから増えたのですが、結果的に受賞作の多くも女性の作品が占めました。純粋にその作品がよかった、視点が新鮮だったことの証明です。国際的イベントであるオリンピックのリーダーが『女性を入れたくない』という発言をするとは、日本という国にとって大きな恥です」

   そう言って、呆れた。

(福田和郎)

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