2021年 11月 29日 (月)

罪深き新型コロナウイルス 経営者はアスリートたちの愚直な努力から勝ち進むための「極意」を学べ!(大関暁夫)

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   コロナ禍2年目を迎えた昨今の最大話題は、あと2か月に迫った東京五輪・パラリンピックを開催すべきか否か、という議論です。

   マスコミ各社の世論調査にみる国民の意見の大勢は、感染拡大の第4波が猛威を奮う現状を鑑みて、「中止か再延期」。私の周囲でも「中止派」が大勢を占めているのですが、個別に話を聞いてみると、

「できることならやって欲しいが、今はちょっと」

というのが本音のようでもあり、新型コロナウイルスの罪深さを改めて実感させられるところです。

  • 世界中のトップアスリートが東京に集まるはず……
    世界中のトップアスリートが東京に集まるはず……
  • 世界中のトップアスリートが東京に集まるはず……

劇的な復活! 池江選手に勇気をもらった

   かく言う私も「できることならやって欲しい中止派」です。現実に目を向ければ、感染拡大防止の観点から「中止やむなし」と思いながらも、「できることならやって欲しい」と思っているわけなのです。

   なぜ、「できることならやって欲しい」のか。それは、アスリートたちが真っすぐにガンバル姿に勇気や元気をもらいたい、ということがありますし、国民の多くが同じように「今は中止が望ましいが、できることならやって欲しい」思っているとするならば、それはまた同じ理由によるのではないかと思います。

   そんな状況下でオリンピック中止論議に水を差すがごとく、ここにきてアスリートたちのガンバル姿に勇気や元気をもらう、という場面が目立ってきています。これが「できることならやって欲しい」機運を静かに搔き立てていくのではないか、とも思っています。

   その一つが、競泳の池江璃花子選手の東京五輪代表選出という、あまりに劇的な出来事でした。それは4月に行なわれた、東京五輪代表選考を兼ねた日本選手権でのこと。池江選手は出場した4種目すべてで優勝し、リオデジャネイロ五輪に続いて2度目の代表権を獲得したのです。

   池江選手が白血病であることを公表したのは、2019年2月のことでした。その後10か月に及ぶ入院と抗がん剤治療を乗り越えて、再びプールに戻ってきました。東京五輪が1年延期されたことで、一度はあきらめざるを得なかった代表の座を手に入れるチャンスが再び巡ってきたのです。

   それにしても、あまりに驚異的な復活劇です。想像を絶するほどの苦難を乗り越えて、再び五輪代表の座を勝ち取った彼女はこう言いました。「努力は必ず報われると思いました」。スーパーアスリート奇跡の復活に、観る者が勇気と元気をもらった瞬間でした。

大関暁夫(おおぜき・あけお)
スタジオ02代表。銀行支店長、上場ベンチャー企業役員などを歴任。企業コンサルティングと事業オーナー(複合ランドリービジネス、外食産業“青山カレー工房”“熊谷かれーぱん”)の二足の草鞋で多忙な日々を過ごす。近著に「できる人だけが知っている仕事のコツと法則51」(エレファントブックス)。連載執筆にあたり経営者から若手に至るまで、仕事の悩みを募集中。趣味は70年代洋楽と中央競馬。ブログ「熊谷の社長日記」はBLOGOSにも掲載中。
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