2021年 10月 28日 (木)

増えた山岳遭難、減った海・河川の水難事故 その原因はコロナ禍にあり! 50代、60代の登山者多く(鷲尾香一)

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   今夏(2021年)、山岳遭難と水難は新型コロナウイルスの感染拡大により、明暗が分かれた。

   警察庁が9月9日に公表した夏期(7、8月の2か月間)における山岳遭難と水難の概況によると、遭難者が増加した山岳に対して、コロナ禍の影響で海水浴場が閉鎖されていたことなどにより、水難は減少した。

  • 秋の行楽シーズン、登山・ハイキングは計画的に!(写真はイメージ)
    秋の行楽シーズン、登山・ハイキングは計画的に!(写真はイメージ)
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山岳遭難、この5年間は減っていたのに......

   今夏の山岳遭難は、前年比63件(13.4%)増加の533件、遭難者数は同56人(10.3%)増加の597人となった。このうち、死者・行方不明者数は1人減少の46人だった。無事に救出されたのは、33人(12.3%)増加の300人となった。 過去5年間の夏期における山岳遭難の発生状況をみると、発生件数、遭難者数とも減少傾向を辿っていたが、今年は増加に転じた。

   一方、水難は前年比53件(10.5%)減少の451件発生、水難者数は同51人(8.2%)減少の565人となった。このうち死者・行方不明者数は50人(19.0%)減少の212人だった。 ただ、残念なことに中学生以下の子供の水難発生件数は7件(11.6%)増加の67件、水難者数は9人(8.9%)増加の110人 となった。このうち死者・行方不明者数は16人で前年と同数であった。無事に救出されたのは、5人(1.7%)減少の276人。このうち、子供は9人(12.8%)増加の79人だった。

   過去5年間の夏期における水難の発生状況をみると、発生件数、水難者数とも最小となった=下の表1、表2参照。

鷲尾香一(わしお・きょういち)
鷲尾香一(わしお・こういち)
経済ジャーナリスト
元ロイター通信編集委員。外国為替、債券、短期金融、株式の各市場を担当後、財務省、経済産業省、国土交通省、金融庁、検察庁、日本銀行、東京証券取引所などを担当。マクロ経済政策から企業ニュース、政治問題から社会問題まで、さまざまな分野で取材。執筆活動を行っている。
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