千代田化工建設、平均給与は926万円!? 加速する「脱炭素社会への移行」に貢献 気になる業績や株価もチェック【よくわかる企業分析】
平均年齢41.5歳、平均年収900万円台に返り咲き
千代田化工建設の連結従業員数は、2018年3月期の4989人から2019年3月期の5243人へと大きく増加しました。これは、人材領域のグループ会社3社が合併したことによるもの。その後は債務超過もありリストラがあったのか、4662人、4018人と人員削減が進んでいます。
単体従業員数は、2018年3月期の1495人から1554人→1591人→1603人と右肩上がりに進んでいます。これにより平均勤続年数は12年台に抑えられてきましたが、2022年3月期には平均年齢41.5歳、平均勤続年数14.2年となっています。
千代田化工建設は平均年間給与900万円超の高給企業というイメージがありますが、業績悪化もあって、800万円台に落ち込んでいました。それが2021年3月期には920万円と、久々の900万円台を回復。2022年3月期の平均年間給与は926万円となっています。
千代田化工建設の採用サイトを見ると、新卒採用の他に、幅広い職種でのキャリア採用募集が行われています。例えば営業職(エネルギー事業分野)では、海外プラント建設工事案件(オイルメジャー系顧客、海外国営エネルギー企業系顧客、日系エネルギー企業系顧客等向け)における受注活動から契約取りまとめまでを担当します。
応募要件は、TOEIC800点以上など英語でのビジネス折衝ができる人。他の職種でも英語での基本的なビジネスコミュニケーションが取れる必要があるようです。処遇は「当社規定による(経験年数等を考慮)」で、勤務地はグローバル本社(横浜市西区)です。
このほか、「地球環境問題に関心があり、2050年ネットゼロ社会実現に向け自らが貢献したいという意欲のある方」を歓迎する、グリーントランスフォーメーション(脱炭素)分野 営業・企画職の求人などもありました。