2024年 5月 20日 (月)

「今さら昭和おじさんに学ぶことなんて、あるんですか?」と公言する若手部下...どう育てる?【上司力を鍛えるケーススタディ CASE33(後編)】(前川孝雄)

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人からの学び方を意識させ、多様な機会をつくる

   上司は、前号CASE32の「経験からの学び」での仕掛けと同様に、週次ミーティングなどで若手部下の当面の仕事を確認するなかで、そこで会う予定の人から何を学ぶのか、そのためには何を準備しどう体面するのが良いか、意識して問いかけるとよいでしょう。

   部下自身に「この人に、こう問いかけ、この学びを得よう」と心の中に留め置くことを意識させることで、人からの学びへの心構えができるのです。そして、次の定例ミーティングで出会いの結果を振り返り、学んだことを確認していくのです。

   また、上司は社内での打ち合わせや、お客様との商談の場などに、可能な範囲で若手部下を同席させるとよいでしょう。多様な人と直に接し、その人ならではの経験談や持論を聞く機会を持たせることで、さまざまな相手から学ぶことの面白さを実感させるのです。

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