2024年 5月 20日 (月)

「今さら昭和おじさんに学ぶことなんて、あるんですか?」と公言する若手部下...どう育てる?【上司力を鍛えるケーススタディ CASE33(後編)】(前川孝雄)

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自分の「軸」を定めたうえで、情報収集が大切と伝える

   直接の経験や見聞が一次情報だとすれば、二次情報、三次情報などによる学びはどうしても浅いものになりがちです。しかし、一方で、私たちはインターネットの普及による膨大な情報化から逃れることはできません。

   そこで「情報から学ぶ」にあたっては、まず日々流れてくる大量な情報をよく見極めることです。そうでないとフェィク・ニュースに騙されたり、SNSコミュニティーの中に閉じ込められたりしてしまうフィルターバブルの状態に陥ってしまうのです。

   そうならないためには、連載前号(CASE32)本号前編から見てきた「経験からの学び」や「人からの学び」などを通して、自分自身の思考や価値観の「軸」をしっかりと作っておくことです。

   そのうえで、大量に流れてくる情報の中から、自分が本当に必要なものを選択するために真贋を見極める訓練をすることが大切なのです。

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