日銀の金融政策「修正」で、日米の金利差はこれからどうなる?(7月31日~8月4日)【株と為替 今週のねらい目】

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   どうなる!? 今週の株式・為替マーケット!

東京株式市場 強含みの展開か 米国の利上げ終了観測が強まり、米国株が堅調に推移...日経平均株価の支援材料に

東京株式市場見通し(7月31日~8月4日)
日経平均株価予想レンジ:3万1800円~3万3500円

   今週の東京株式市場の日経平均株価は、強含みの展開か。

   前週の東京株式市場の日経平均株価は、反発した。ただ、週末28日の日銀金融政策決定会合でイールドカーブ・コントロール(長短金利操作)の柔軟化が決定されると、日経平均株価は一時850円安の大幅下落する局面があった。ただ、その後は買い戻しが進み、下げ幅を131円安まで縮めた。

   今週の日経平均株価は、強含みの展開となりそうだ。

   たしかに日銀の金融政策の修正により、急激なドル売り・円買いが進んだものの、その後、為替相場は1ドル=141円台へと円安が進行した。日銀が金融政策を修正したとはいえ、低金利政策が継続されることに変化はなく、日米の金利差に大きな影響はない。

   また、米国ではインフレ鈍化を示す経済指標が出ていることで、利上げ終了観測が強まり、米国株が堅調に推移していることも、日経平均株価の支援材料となりそうだ。

   ただ、そうはいっても、日銀が金融政策の修正に踏み出したことの意味は大きい。国内の長期金利の動向には十分に注意が必要だろう。また、企業決算が本格化することから、個別株物色の動きが強まるだろう。

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