昼飲み、してる? 1万人規模調査で判明...休日の昼飲み、現在は24.9%まで回復!

来店不要なのでコロナ禍でも安心!顧客満足度1位のサービスとは?

   リクルート(東京都千代田区)の外食市場に関する調査・研究機関『ホットペッパーグルメ外食総研』2023年8月24日に首都圏・関西圏・東海圏での「昼飲み」について9654人を調査したアンケート結果を発表した。

   調査によると、昼飲みをしている人の割合は全体の39.8%が「昼飲みをしていた/している」と回答した。性別年齢別では60代男性がもっとも割合が高く50.0%となることがわかった。

   また、今後「利用したいお店」の1位は「和食料理店」で34.8%、2位は「居酒屋」で32.8%、3位は「中華料理屋」で31.3%となっている。同社では「性年代別では、50・60代男性で『中華料理店』、40~60代女性で『フレンチ・イタリアン料理店』、20代女性で『居酒屋』の割合が高くなっている」としている。

  • 天気のいい日は外で飲むのも気持ちいい!(写真はイメージです)
    天気のいい日は外で飲むのも気持ちいい!(写真はイメージです)
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外食で「昼飲み、していた/している」39.8% 60代では50.0%トップに!

   ホットペッパーグルメ外食総研が行う外食市場調査(2023年6月度)は、インターネットによる調査で、「首都圏」「関西圏」「東海圏」における、夕方以降の外食および中食のマーケット規模を把握することを目的に実施している。

   対象は「首都圏」「関西圏」「東海圏」に住むマクロミル社の登録モニター20~69歳の男女の9654人。期間は2023年6月30日から7月10日まで。なかでは、外食での「昼飲み」について、コロナ禍前後の状況、「昼飲み」をする理由、「昼飲み」をするお店の業態、「昼飲み」でよく飲むお酒の種類などについて聴取した。

(ホットペッパーグルメ外食総研の作成)
(ホットペッパーグルメ外食総研の作成)

   はじめに、これまでに「昼飲み」したことのある人の割合を調べた。すると、全体の「39.8%」が「昼飲みをしていた/している」と回答した。性別年齢別では60代男性がもっとも割合が高く「50.0%」となった。

   また、圏域別では、首都圏での割合が高く42.9%、東海圏は割合が低く30.3%となっている。

(ホットペッパーグルメ外食総研の作成)
(ホットペッパーグルメ外食総研の作成)

   続いて、平日の昼間の「本格的な飲酒」実施率によると、コロナ禍前が「17.8%」、コロナ禍中が「13.9%」、コロナ禍後の現在が「16.3%」となった。

   休日の昼間の「本格的な飲酒」実施率は、コロナ禍前が「27.6%」、コロナ禍中が「20.7%」、コロナ禍後の現在が「24.9%」。平日、休日とも、コロナ禍中は実施率が下がっていたが、現在はコロナ禍前に近い水準まで回復を見せていることがわかる。

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