女性のための安全運転教室が、国際女性デーの2026年3月8日に開催され、カーライフ・エッセイストの吉田由美さんとカーライフ・ジャーナリストのまるも亜希子さんからなる交通安全啓蒙ユニット「OKISHU(オキシュー)」が講師として登壇した。参加者の女性に向けて、運転の際に気を付けるべきことなどを伝えた。運転中の眠気覚まし、頭皮マッサージが「けっこう有効で」イベントでは「OKISHU」の2人が、安全運転のために重要な要素や蛇行運転している車や煽り運転している車など遠ざけるべき「危険のタネ」、運転時の正しい姿勢、チャイルドシート・ジュニアシートの正しい選び方・使い方などを説明した。その中には、女性ならではの目線での安全運転のポイントも盛り込まれていた。例えば、特に長距離の運転中には「眠気」が大敵となるが、その原因として、睡眠・水分不足、単調な景色が続く、満腹感などのほか、「体を締め付けること」も血流を悪化させ眠気につながるという。吉田さんは、「『今日はちょっとおしゃれしたいから、ガードル強めのやつを履いちゃった』とかすると、実はそれが眠気の襲ってくる原因になったりするので。それを防ぐためには、少し緩めのお洋服を着ていただいて運転すると安全運転につながります」とアドバイスした。また吉田さんは、眠気覚ましの方法の1つとして、頭皮マッサージが「けっこう有効で」とすすめる。自身は美顔ローラーを使っていると明かす。「みなさんにも体験していただきたくて」として、この日、参加者には頭皮ケア用のマッサージローラーがプレゼントされた。また、安全運転に効果的と言われる「アロマ」も紹介。吉田さんとまるもさんによれば、集中力を高めたいときはローズマリーやペパーミント、気分を高めたいときにはベルガモットやレモンの香りがおすすめ。ただし、妊婦には「NG」だ。車酔いをやわらげたい際には、グレープフルーツ、ラベンダー、フェンネルの香りが効果的という。ユニット名由来は「置きシューズ」、車内に「置き靴」呼びかけ今回イベントに登壇した「OKISHU」のユニット名は、車に靴を置く「置きシューズ」が由来だ。2人によると、ブレーキとアクセルの踏み間違い事故は、実は高齢者ドライバーだけでなく20代や30代にも多くみられる。その原因の一つと言われているのが、「ハイヒールやサンダル、厚底ブーツなど、運転に適さない靴で運転してしまうこと」だという。「ハイヒールがペダルの隙間に挟まっちゃって怖い思いしたことがある」という女性ドライバーの声も紹介した。そこで2人は、特にファッションによって靴を変えることの多い女性に向けて、車への「置きシューズ」を呼びかけている。また、「OKISHU」では、タイヤの適切なチェックを呼びかける「ハリミゾ」プロジェクトや、子どもや車の運転をしない人でも学べる交通安全読本「OKISHUのくるくる交通安全大作戦」の制作などの活動を行う。OKISHUの活動は、日本自動車会議所と日刊自動車新聞社が主催する第2回「クルマ・社会・パートナーシップ大賞」(CSP大賞、22年)で「グッドパートナーシップ事業」に選定された。さらに、25年度の第5回CSP大賞でも、受賞することが発表されている。まるもさんはJ-CAST会社ウォッチの取材に、「安全に対する意識は、女性の方がより高いように感じます。一方で、安全運転に関する知識を教わる場所がなかなかない。活動を通して、女性に安全運転について届けられたらいいなと思います」と話した。イベントはトヨタ・コニック・プロが主催。自動車ディーラー「トヨタモビリティ東京」有明店に併設するイベントスペース兼カフェ「AriakeMiraie」で行われた。
記事に戻る