ラジオで十分じゃないか「NHKケータイ大喜利」
2007年08月08日20時11分
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レギュラーではないが、NHKテレビで月に1回くらいのペースで「着信御礼(おんれい)! ケータイ大喜利」という深夜番組をやっている。
最近はドラマでもお笑いネタでも、ケータイがよく登場する。この番組の場合は、どんなふうにやるのかと思って見てみた。
司会は今田耕司。視聴者から送られてくる「作品」の出来を判定するのは、こちらも吉本の板尾創路だ。
たとえば、「時報を聞くつもりが間違い電話。『えっ?こんなお知らせしてるの?』なにが流れた?」というような「お題」が出されて、その「答え」を視聴者がケータイから投稿してくる。それを板尾が判定していくんだけど、NHKらしい真面目な番組だし、ケータイを使うのでNTTも喜びそうだ。
でもこれって、テレビじゃなくてもいいんじゃない? ラジオで十分やれる内容じゃないか?
ケータイを使って視聴者に作品をどんどん投稿させるのが新しい試みなんだろうが、ものすごく斬新というわけでもない。ネタもすごく笑わせてくれるようなものでもない。期待したわりには、なんだか中途半端で残念だったな。
ラジオといえば、大阪のNHKで土曜の1時か2時に「ぼやき川柳」というコーナーをやっているんだけれど、ムチャクチャ面白い。こういう番組を見習ったらどうだろうか?
着信御礼 NTTと 社名変更