時津風親方が反論「ビール瓶で殴ったわけではない」
「エリカ様旋風」が吹き荒れるワイドショー界。もう一つのハリケーンが「時津風」だ。
今朝の『とくダネ!』は、昨日10月3日のフジ「FNNスーパーニュース」で放送された時津風親方の反論インタビューを紹介し、弟子たちが後援会関係者に語ったという話と対比させた。両者の話には、かなり大きな食い違いがある。
食い違いのポイントは2つ。一つは、時津風親方が、斉藤俊さん(当時17)=しこ名・時太山=の額を「ビール瓶で殴った」とされている場面の説明だ。
親方はインタビューで、「ビール瓶で、おでこの真ん中あたりを小突いた。彼は横に避けたのでビール瓶の角が当たって切れ血が出たのです。そのあと弟子たちがどうしたかは分からない」と、報道されているように「殴った」わけではないと反論した。また、弟子たちをけしかけてもいないという。
しかし、後援会関係者によると、親方はビール瓶で殴り、その後、斉藤さんが逃げないように「てっぽう柱に縛り付け」と弟子たちに命令したという。
もう一つは、その翌日、斉藤さんが死亡した日の“ぶつかり稽古”。親方はインタビューで「弟子の一人が金属バットを持ってきて尻のあたりを叩いたので『ダメだ。そんなことをしては』と制止した」と語っている。
しかし後援会関係者によると、朝稽古に出てこない斉藤さんに親方は『頑張りますと言っておいて、起きてこないとはどういうことだ!』と怒った。そして弟子たちによる“かわいがり”が行われた。最初、兄弟子は竹刀で叩いていたが、親方が『手ぬるい』といって兄弟子に金属バットを持ってこさせ『もっとやれ』と指示した。暴行は親方主導で行われたというのだ。
時津風部屋とは長年の付き合いがあるというこの後援会関係者は、兄弟子たちの告白をマスコミに打ち明けた理由について、隠ぺい工作を親方から強要されたりして動揺した20代の力士が時津風部屋を出ていき「これは許せない」と思ったからだという。
小倉は「インタビューでの親方の態度は温厚そうじゃないですか。困りましたねー。言うことがこれほど違うとは・・・・・・」と、呆然。ゲストの角界を熟知しているはずの"若貴の母"花田憲子さんも「入門したばかりの新弟子をこれほど厳しくするのは考えられませんね」。
はたして真相はどこにあるのか?