「自分を見失わない方法」とは?世界最高峰バレリーナに聞く
2007年10月21日06時00分
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(c)NHK
異文化コミュニケーションを楽しむ語学バラエティ番組「英語でしゃべらナイト」。今回のゲストは、英国ロイヤル・バレエ団でプリンシパルとして活躍する吉田都。世界最高峰のバレリーナの1人で、以前「プロフェッショナル」でも紹介された。
吉田は17歳で単身イギリスへと留学した。当初、英語はまったくチンプンカンプンだった。バレエを離れると孤独感に襲われてホームシックにもなるし、手足の長い英国人とのスタイルの違いに劣等感を感じることもあった。
そんな吉田だったが、異国の地での生活から「開き直り」という技術を身につけた。「どんなに頑張ってもネイティブにはなれない」ことを悟り、「私は私」とわりきっている。自分を信じ、ひたすら練習に打ち込んだ。
指先まで神経を研ぎ澄ます繊細な踊りは、最も「ロイヤルらしい」と評されるまでになった。自分自身への自信を持つことでコミュニケーションもスムーズになったという。
「バレエ」という世界共通の“言語”で人々を魅了する吉田都。自分を見失わずに、自分を表現する術を聞く。