「司馬遼太郎と城を歩く」山内一豊・高知城の魅力
2007年11月21日06時00分
0

(c)NHK
高知城は、1600年(慶長5年)、織田信長や豊臣秀吉に仕えたのち、「関ヶ原の戦い」で武功を挙げた遠州掛川城主・山内一豊が築いた城である。
月の名所としても名高い桂浜に面し、背後には四国山脈がそびえる。小説「功名が辻」(司馬遼太郎)には、土佐に入国し固い決意を持って「城を築こう」と宣言した一豊の心情や、“国内繁栄”を目指した町作りの様子が細やかに描かれている。
江戸時代に幾度か再建され、今日に残る高知城。今回の「司馬遼太郎と城を歩く」では、妻・千代とともに風雲の時代を上り詰めた山内一豊の築城した高知城の魅力を紹介する。